アポロさん見学を経て
今回の上海での企業見学は、私にとって初めての海外での企業見学となり、海外での就活も視野に入れている身としては有り難い機会をいただきました。
見学を経て、日本製品がどのような経緯で中国および様々な地域に輸入されているかを知ることができました。そこで気付いたものとして、日本には日本社会に適合した製品の形が、中国には中国社会に適合した製品の形がそれぞれあるということです。
例えば炊飯器に関しては、核家族化が進む日本社会では比較的小さいサイズの炊飯器でも十分足りますが、大家族主義が色濃く残る中国では大きいサイズの炊飯器が好まれるということです。これは海外とのビジネスにおいて重要な観点であると言えるでしょう。
また今回の訪問において、面接時における最低限のマナーも再確認できました。就活を間近に控える私にとっては、こういった場面における行動のあり方を再認識する貴重な機会でした。
また、中国でもこのようなマナーが重要視されているということは、東アジア全体に共通する価値観のようなものを感じました。
これは孔子の故郷である曲阜で勉強を続けている私にとっては、彼の思想が2千年以上経った今現在まで受け継がれていることがとても興味深く感じます。
最後に、夕食をご馳走してくださったことに関して、アポロさんに再度感謝を申し上げたいです。
中国に留学しているといえども、上海は今いる山東省からは遠い場所なので、なかなか食べれない現地の上海料理を食べれたことも貴重な機会でした。
また同じ様な機会があれば、是非とも参加させていただきたく存じます。