5月12日人民中国を訪問させていただきました。人民中国は70年続く歴史ある雑誌の会社です。北京語言大学の先生から以前人民中国の雑誌をいただき、2021年10月号は読んだことあったのですが、それ以外は読んだことなく行くまではあまり人民中国についての理解が薄かったのですが、編集長王さんの説明で人民中国についての歴史や現在に至るまでの過程など深く知ることができました。経済やビジネスの内容だけでなく社会にも目を向け、1970年代の文化大革命にも休刊をしなかったこと、実際に現地に訪れ足で取材する方法、また少数民族に着目するなど。そういった努力が日本でも長く愛されている理由で、70年という長い歴史に至ったことを知りました。しかし長く続くからこそ読者の高齢化などの新たな問題も出てきて、若者や新しい読者獲得のためにも学生たちの意見を聞かせてほしいとのことで私たちにも発言の機会をくださりました。他の参加者の意見に圧倒され私は発言をすることなく終わったのですが、他の参加者の意見や流暢な中国語での討論を聞き、その場にいるだけで有意義な時間になりました。急速に進むデジタル化にも対応しながら、また現代人が大好きな漫画を取り入れたり、絶えることのない追求心に見習いたい部分がたくさんありました。
その後、体験見学をさせていただきました。私は脚本作成に協力し、ビデオ取材や撮影などをさせていただくグループに参加しました。
本格的なスタジオや機材を見るのが初めてですごくテンションが上がりました。事前にテーマ決め(中国のタピオカ文化、スマホ決済、シェア自転車)それに沿って話をしていくといく形でした。私は人前で話すのが本当に苦手で、当日は野村さんと刀袮さんがインタビューを受け、私はカメラアシスタントをさせていただきました。インタビューの前に2人に小型マイクをつけさせてもらい、またカメラが途中で切れてないかを確認しながら演者の写りを確認したりなど数時間ではありましたが、人民中国の関係者になった気持ちになりました。実際の現場を見て、体験もできて貴重な経験になりました。短い時間で実際のお仕事はもっともっと大変だと思いますが、メディア関係の仕事の楽しさを知ることができました。教えてくださった先生方も本当に優しく楽しい時間であっという間に終わりました。その後もう1組のチームを待っている間に先生方と話をして待っていました。人民中国の食堂があるみたいで、また機会があれば行かせていただきたいです(笑)貴重なお時間を割いて私たち学生に良い機会を与えてくださりありがとうございました。