「大学(授業・試験・生活・寮)、授業がない時、休日の過ごし方」 山下 真周(北京師範大学)

9月中旬からオンライン授業が開始し、早くも1か月半が経過しました。私は读写课(reading &writing),听力课(listening), 会话课(speaking)の4技能の授業の他に、报刊课,中華文化概略、中外文化比較の授業を履修しています。月曜日から金曜日までほぼ毎日9時から授業が開始し、長い日には1日8コマの授業があります。最初は授業形態に慣れることに苦戦しましたが、現在では授業に慣れ、指名されても緊張することが減りました。1枚目の写真は授業の様子を写したものです。パソコンで授業を受けながら、iPadで電子版のテキストに直接メモを書き込んでいます。授業ごとにファイル分けできるので、資料が混乱することなく、復習などもしやすいのでこの方法を活用しています。

授業の宿題は、問題を解くだけでなく、自分の意見を録音する課題、ppt作成など様々な形式があり、提出用の専用ページもあります。提出した課題は、教授や助手さんが採点や訂正、コメントをつけて返却されます。下記の写真はその一例です。11月の第一週から第二週にかけて中間テストがあるので、今はその準備に励んでいます。会话课のテストは、教授と一対一で1人ずつ行うと聞いたので、他の科目より何倍も緊張します。

課題提出用専用ページ

返却された課題

授業がない時は、課題に取り組むだけでなく、作文大会や声優コンテストなど様々なイベントが開催されているので、積極的に参加するようにしています。“声優“は、今まで触れたことのない領域だったので、コンテストに参加するのを躊躇っていたのですが、担任に「留学生活の経験の一つだと思って参加してみな」と後押しされ、応募することにしました。応募した学生には、マンツーマンで大学院生が指導して下さるのでとても心強いです。また、発音練習にもなっているので、一石二鳥だと思っています!コンテストは11月以降から開始される予定ですが、結果よりも経過を大切にして行きたいと考えています。もちろん、賞を取れたらそれに越したことはないですが!平日はオンライン授業でずっと家にいるので、休日は気分転換に一度は家から出るようにしています。その他の時間は、字幕なしの中国ドラマやバラエティ番組などを鑑賞し、中国語に触れる時間をできる限り長く取るように心掛けています。

オンライン授業だと授業でしか顔を合わす機会がなく、初対面の人に対して自分から話しかけることが苦手な私は、友人が1人も出来ないのではないかと最初は少し心配していました。しかし、授業中の私と先生との会話やコンテスト参加をきっかけにWeChatで友人申請をしてくれた学生が数人いたおかげで、徐々に交流の輪を広げられています。受け身の姿勢ではなく、自分からいく勇気もつけて行きたいです。

寮生活はすごく楽しみにしていたので、早く渡航ができるようになり、実現できることを祈っています!