「留学中に取り組んだ日中友好活動」髙桒龍(華東師範大学)  

この半年間の留学で取り組んだ活動としては、主にアプリを使って頻繁に中国人と知り合い、コミュニケーションを取り合うということ。そして現在、友好協会が主催している、スピーチ交流会に参加しているということです。

一つ目のアプリでいろんな中国人と知り合うということは、留学が開始する前から行っており、その際にはまずhello talkというアプリを使い日本語を学習している中国人と知り合い、仲良くなってきたらWeChatを交換し、電話などをしてお互いの言語能力の向上に努めています。話す内容としては、自分の趣味などの個人的なことから、コロナのワクチン接種の状況といった時事的なことまで幅広く、様々な情報を得ることができます。ネットを使って交流することができるので、いつ、どこにいても連絡を取り合えるということは非常に便利ではありますが、中国の場合は、他の国と比べてネット規制が厳しく、中国国内では利用できないアプリがあったり、逆に中国のアプリを使用する上で、アカウントの作成が少し複雑であったりと、不便なこともあります。特に面倒くさかったことは、中国版ニコニコ動画と呼ばれるbilibiliで、正式会員になる際に、ネットリテラシーのテストや、一般教養のテストを合格しないと正式会員にはなれなく、さらにテストは全て中国語なので非常に時間が掛かり大変でした。しかし、誰でも簡単に利用できてしまうと様々な問題が発生することは、ニュースなどを見ていると明らかなので、この制度は多くの人がネットを利用する時勢に、非常に有用であるとも思いました。

正式会員になるためのテストの一例

そして、スピーチ交流会では、今はまだ準備段階で、ペアの中国人とお互いに原稿の修正や、スピーチをする際の話し方などの練習をしている途中で、8月のオンラインスピーチ交流会に向けてがんばっています。自分たちのスピーチのテーマとしては、日本と中国のSNSを比較して、というような内容で、様々な中国のアプリを使っていく上で、気になったことについてお話ししようと思っています。

自分は半年遅れての留学なので、あともう半年残っているため、残る時間も出来る限り友好活動に参加したいと思っています。