12月末のテストを終えて、約1年間のオンライン留学生活も終了となりました。授業を受けている期間は、毎日授業の予習・復習、就職活動にアルバイトと目が回るような日々で毎日が忙しくも充実した1年でした。おそらく人生の中でもかなり濃い1年間だったなと思います。オンライン留学が始まった当初は本当に中国語能力が向上するのか不安がありました。しかし、いざ始まってみると多くの出会いあり、クラスメイトや先生に助けられて最後まで続けられました。またオンライン留学中でも、様々な価値観や考え方を持ったクラスメイトと過ごし、中国語だけでなく精神的にも大きく成長した1年でした。
そして今回のレポートが最後だと思うと寂しい気もしますが、最後なのでしっかり振り返りをして、レポートを締めくくりたいと思います。
後期の振り返り
後期では中国の大学が新しく新学期になったので、クラスメイトが大きく変わりました。前期は本当に多国籍で様々な国のクラスメイトがいましたが、後期は日本人、ベトナム人、モロッコ人の3か国でした。そしてクラスの8割以上がベトナム人で、その中でもオンラインという特性上、仕事をしながら授業を受けている方や子供が隣にいる状態で授業を受けている方もいました。本当に様々な状況で授業を受けている方がいて、オンラインでの留学だからこそ可能なことだと思います。また授業が後半になるにつれて、授業を受ける学生の数も少なくなり、一番少ないときで4人しかいない授業がありました。小人数は人数が少なくて、緊張感があって良かったのかなと思います。
そして後期で大きく成長できたことが積極的に発言できるようになったことです。私自身は元々人前で発言することがあまり得意ではなかったのですが、いざ殻を破って何回も発言してみると、「こんなにも簡単に発言できたのだ」と気付くことができたと同時に今まで積極性がなかったことに少し後悔しました。そして目標であったHSK6級合格については、留学終了後に受検しに行ってみようと思います。
これからの私
中国留学を終えてからは就職活動に専念しようと思っています。私はこの1年間の留学を通して様々な場面で考えることが多くあり、自分の人生の価値観や考え方が大きく変わった年であり、見ている業界も留学前と大きく異なりました。これもオンライン留学をしていなければ、なかったことだと思います。
今後の中国語学習については中国語に触れる機会が一気になくなるので、毎日中国語を触れることを目標にしていきたいと考えています。そして就職活動を終えた頃には再度しっかり中国語学習を継続していきます。また今後いつ中国に行く機会があるのかどうかは分かりませんが、その日のために少しでも中国語能力を向上させていきたいです。
最後に、このような機会を提供してくださった日中友好協会の方々には感謝してもしきれません。この留学の経験を無駄にすることなく、これからも日本と中国の友好に貢献できるように中国語学習を続けていきたいと思います。ありがとうございました。