最近話題の『鬼滅の刃』。私も妹の影響ではまり、映画も台湾人の友人に誘われて見に行った。この話を授業ですると、他の同学から思わぬ反応があった。「僕も知ってるよ!人気だよねー。」、「私も映画みたいんだよね。」と、『鬼滅の刃』は海外でも人気のようであった。ベトナムやスペイン、中国でも『鬼滅の刃』が人気であることにとても驚いた。同時に、日本で流行っているものが海外ではどのように受け入れられているのだろうかと、中国で『鬼滅の刃』の人気ぶりを経験したかったなと思った。
私が関心のあることは、二つある。まず一つが、言語だ。最近、日本語会話の練習をしたいという中国の子のチューターのアルバイトを始めたのだが、彼女と話す中で、中国語と日本語の違いや考え方の違いを改めて感じ、とても勉強になっている。例えば、日本語の「~しておく」と言う表現。「この動画、見ておいてね」と「この動画、見てね」の違いが中国人にとっては理解しがたいようだ。日本語を勉強している中国人と交流することも良い勉強になる。
二つ目、私が大学生活の中で最も力を注いでいるのが、中国語劇団だ。日本にいるということで、今年の秋公演にも参加し、今月はその準備で忙しかった。コロナのため、結団式やキャストの平日練習はオンラインになった。本番直前になってようやく無観客・動画配信という形で公演するということが決定した。また、配信されるのは、早くても年明け。中国語劇団は独自で動画をアップロードしているが、今回に関してはそれも許可されないということで大変遺憾である。語劇を楽しみにしてくださっている先生や先輩方、一般のお客さんにも、申し訳ない。恐らく今年は、海外公演も行えないだろう。後輩に、長編作品を作ること、また海外公演を通して、語劇の楽しさを知ってもらうことができず、とても残念だ。
中国に行ける可能性がまた低くなり、気分が沈んでいるが、とりあえず日本でできることを頑張ろう。