「日本と中国、似ているところ、異なっているところ」福田悠(復旦大学)

4月は心機一転、中国語へのモチベーションも取り戻し、毎日中国人の友達と電話するようになりました。電話でいろいろな話をするうちに、中国と日本の違いや共通点を実感することが増えました。まずは、相違点から紹介していきたいと思います。

私が最後に中国に行ったのは、3年前ですが、そこで感じたのは、衛生面とお店での接客態度です。トイレの状態はひどく、一番驚いたのは、トイレットペーパーがないこと、便座がなぜか濡れていること、並んでいても横入りされること、故障中でも入る人がいることでした。なんとドアがないトイレまであり、さすがに日本のトイレが恋しくなりました(笑)そして、お店では、店員が携帯を触りながら接客しており、最初はびっくりすると同時に、失礼だなとさえ感じました。しかし、学校の先生も授業中に携帯の着信音がなったり、返信していることが多く、これは、中国人にとっては当たり前のことなのだと分かりました。また、友達と電話している時に聞いて驚いたのは、中国では高校まで恋愛禁止だということです。また、復旦大学の先生曰く、大学でも、学部が違う生徒同士の恋愛はあまり良くないことだとされているそうで、日本とは全然違うのだなと感じました。

しかし、共通点もたくさんあります。日本と中国は歴史上深いかかわりがあり、同じ漢字や四字熟語、ことわざを使うことなど、言語の面では特に共通点が多いので、他の国の生徒より文字の面では少し有利な気がします。また、国が違っても、中国の女の子もおしゃべりで話が絶えません。毎回30分だけ電話しようと決めていても、1時間や2時間喋ってしまうことが多く、すごく楽しいです。そのたびに、早く中国に行きたいなと思います。

今は、できることが限られてしまう時期ですが、できることを見つけて精一杯やっていきたいと思います。

中国の友達の微信のモーメンツに載っていた、私たちのトーク画面。初めて電話した時に投稿してくれました。