あっという間に4ヶ月が過ぎ、留学生活も残り6ヶ月となってしまいました。より一層気を引き締めて、中国語学習に励みたいと思います。今月は留学する前のイメージと実際に留学してみて気づいたことについてお伝えしたいと思います。
【勉強熱心な中国の学生】
中国が超学歴社会であることは、多くの人が知っているのではないでしょうか。毎年、高考(中国版共通テスト)の時期になると、日本のテレビでもその様子が報道されます。中国では難関大学に入ることが非常に狭き門であるため、中学・高校の学生は日々勉強漬けの生活を送っています。私も留学する前から中国の学生は勉強熱心だというイメージを持っていましたが、実際に彼らの姿を目の当たりにし、そのイメージが全く間違っていなかったことを実感しました。
中国の大学では教室が24時間解放されています。深夜24時や25時になっても、なお多くの学生が勉強しているのを見ると、彼らは一体いつ寝ているのだろうと不思議に思います。それだけでなく、中国の学生がすごいのは、その努力を一年中続けることです。試験前はもちろんのこと、普通の平日や休日であっても、図書館や自習室は学生たちで溢れています。このような姿勢は、日本の大学生とは大きく異なります。日本では、期末試験の直前になって詰め込み勉強をする人が多いのに対し、中国の学生は日々の努力を積み重ね、堅実に学びを深めている印象です。
私自身も彼らの勤勉さに感化され、週4~5日は夜24時まで自習室で勉強するようになりました。同じ年の隣国の学生たちがこれほどまでに努力していることを知り、自然と「自分も頑張らなければ」と思えるようになりました。また、中国の学生は勉強だけでなく、知識への貪欲さにも驚かされます。日本人の留学生同士で食事をしていると、中国の学生が「日本語を学びたいから友達になりたい」と声をかけてくれることがよくあります。特にアニメを通じて日本語に興味を持ち、独学で学び始める学生が多いようです。その熱意に触れるたび、私も彼らを見習い、もっと積極的に中国の本科生たちと交流を深めたいと思うようになりました。
中国の学生たちの勉強熱心な姿勢は、私の想像をはるかに超えるものでした。このような素晴らしい環境で学べるのも、残り半年となりました。1日1日を大切にして、できるだけ多くのことを学んで帰ろうと思います。