「実際に留学して、魅力的に思うこと」小野 明日香(浙江大学)

留学している中で感じること

私は留学に行く数ヶ月前に人生初の中国旅行と訪中団参加を経験していたので、留学前でも少しは雰囲気を知っていましたが、実際に生活してみるとまた新しい視点で中国をみることができました。もう学期末、早いもので留学が始まってから4ヶ月がすぎようとしています。中国での生活は想像していた何十倍も楽しく、まだあと半年はあるものの、すでにまだ帰りたくないなと考えることがあります。また、先日テストが終わり冬休みに入ったことで、仲良くしていたクラスメイトとのお別れも経験しました。一年というのは本当にあっという間なのだと実感するばかりです。これからも残りの時間を大切にしながら、一分一秒も無駄にしない気持ちで沢山のことを経験していきたいと思います。

留学生の友人たちとクリスマスにケーキを買って一緒に食べました。このうちの二人は来学期はいないため寂しいです。

1月1日、中国の初日の出。玉泉キャンパスの裏にある小さい山に登ると見ることができます。ルームメイトと見に行きました。

 

仲良くしていたクラスメイトとお別れ前最後の食事をした際にお揃いのキーホルダーをプレゼントしました。同じ場所にはいなくても、思い出はずっと残ります。違う場所でこれからもお互いに中国語の勉強を続けていきます。

 

実際に留学して、魅力的に思うこと

まず交通面です。中国は基本どの交通手段を利用するにしても日本よりも安いです。道を歩いているとそこかしこにシェアサイクルがあり、杭州では30分1.5元(30円くらい)と破格なので気軽に利用できます。1ヶ月乗り放題プランの値段も安いので最近はそれを購入して少し遠い場所でも自転車に乗って出掛けてみるなどしました。

他の交通手段だと地下鉄は日本と同じくらい発展しているにも関わらず値段は2元〜8元程度で、バスは2元前後が多いです。また、中国はタクシーも安く、アプリひとつで呼べるので気軽に利用することができます。距離や地域により変わるとは思いますが、今のところ一番高くても40分ほど乗って日本円にして1000円程度でした。留学前に少しだけ噂で聞いたことはあったものの、まさかこんなに安いとは思っていませんでした。交通費が安く、また便利なおかげで日本よりにいた時よりも気軽にお出かけや遠出することができています。

食事面ついても、留学に来る前は辛い料理や油を多く使った料理ばかりなのかなと考えていましたが、杭州はイメージとは違って日本人の口に合う料理が多いです。また、一番嬉しかったのは食堂の安さと種類の豊富さです。値段は非常に安いものの、とても美味しいメニューがたくさんあります。私は最近、浙江大学玉泉キャンパスにあるMy Sweetという名の食堂がお気に入りで、よく食べているのはトマトベースのライスヌードル(米线)と、今日本でも少し話題の麻辣烫です。こちらではどちらも日本円にして300〜400円程度でお腹いっぱい食べられます。麻辣烫は自分で具材や辛さを選べるのもお気に入りポイントです。浙江大学を訪れる機会があればぜひ食べてみてください!

食堂のトマトスープのライスヌードル。こちらは16〜18元で食べることができます。ネギとパクチーは自分で足す形式なので好みに合わせて量を調節できます。

実は前述の食堂には麻辣香锅(具材を炒めてくれるものでスープなし)と、麻辣烫(スープあり)の2種類があります。どちらも美味しいのですが、私は特にこちらの麻辣香锅(微辣)が好きです。