「留学する前のイメージと実際に留学してみて気づいたこと、新たな発見」松谷 駿良(復旦大学)

12月に突入するとますます寒くなり、葉の落ちた木々が学校の雰囲気をガラッと変えていきました。12月は留学する前と後のイメージの変化と新たな発見について紹介したいと思います。

中国に留学する前、私はこの国に対してさまざまなイメージを抱いていました。特に、交通手段や支払方法に関しては、日本と比べて発展しているのではないかと期待していました。実際に中国に到着し、留学生活を始めると、私の予想を遥かに超えていました。中国の交通手段は非常に発展しており、特に都市部では公共交通機関が整備されていて、利便性に優れています。大都市では地下鉄やバスが頻繁に運行されており、どこにでも簡単にアクセスできます。日本の鉄道は時間ピッタリに到着することで有名ですが、中国も同等のレベルであると感じました。また、アプリを利用したタクシー配車サービスも非常に便利で安価、スマートフォン一つで車を呼べるのは、私にとって大きな発見でした。日本ではタクシーを捕まえるのが難しく、値段も高いため、こうしたサービスの便利さは特に感じました。さらに、支払方法についても驚かされました。中国では、QRコード決済が非常に普及しており、WeChat PayやAlipayを利用することで、現金を持たずに生活することができます。私も留学後ほどなくしてスマートフォンと学生カードののみで出歩くようになり、感動しました。このような支払手段の発展は、特に若い世代にとって非常に便利で、私自身もすぐにその便利さに慣れてしまいました。

しかし、留学を始めてから気づいたこともありました。中国人と接する時間が非常に少ないという点です。大学の授業は語学生だけで行われるので、同じ留学生同士で過ごす時間が多くなってしまいました。中国語を学びたいという気持ちがあったため、もっと現地の学生と交流したいと思っていたのですが、授業や生活の中で中国人と接する機会が意外と限られていました。言語の壁や文化の違いも影響しているのかもしれませんが、もっと積極的に交流を図る必要があると感じました。また、サービス全般が適当であるという印象も持ちました。例えば、飲食店でのサービスは、中国特有の文化が色濃く反映されています。接客が日本のように丁寧ではなく、時にはそっけないこともありました。ただ、これは文化の違いとして受け入れるべきだと感じています。中国では効率を重視する傾向があり、客と店員の距離感も比較的近いと感じました。そのため、サービスが適当であることが必ずしも悪いわけではなく、むしろフランクな関係を築く一助になるとも思いました。

留学生活を通じて、私は中国の文化や社会について多くのことを学びました。交通手段や支払方法の進化は、現代社会における便利さを追求する姿勢を示しており、私自身もその一端を体験できたことは大きな収穫でした。しかし同時に、現地の人々との交流の重要性や文化の違いについても改めて考えさせられました。今後は、もっと中国語を学び、現地の人々と積極的にコミュニケーションを図ることで、留学生活をより充実したものにしていきたいと思います。

中国人の友達と学校近くの螺蛳粉のお店に行った!店内が螺蛳粉の臭いで充満しており、洋服がとても臭くなったので行く人は注意!

 

中国のカラオケに行った!中国人と行くと知らない中国の曲を知れる。採点や音程バーがなかった(地域によってはあるらしい)

 

 

冬でも学校の至る所に猫がいる。寒い中たくましく生きてる姿がかっこいい。日々の癒しを貰ってます。

中国のアニメイト!日本のアニメ関連のグッズが沢山ある。日本のアニメの凄さを改めて実感できた。