「中国で自身の関心のあること」松谷 駿良(復旦大学)

中国生活もあっという間に3ヶ月が過ぎ、上海も肌寒い季節がやってきました。上海での生活にも慣れ、さまざまな物事に目を向けるようになりました。さて、11月は「中国で自身の関心のあること」を2点取り上げていきたいと思います。

 

1、中国における日本食と本物の日本食の違い

中国の日本食を提供するお店では、メニューに多様な日本食が並んでいますが、本物の日本食とはいくつかの点で異なります。まず、味付けや使用する具材が異なることが挙げられます。例えば、醤油や塩の使用量が調整され、中国人の味覚に合わせて甘さや塩分が控えめになっていることが多いです。具材に関しても、豚骨ラーメンにとうもろこしが追加されていたりと、日本では考えられないような組み合わせが見られます。しかし、一概に全てがそうだというわけではありません。

また、中国では「和風」と称する料理が多く、日本料理をベースにし中国の食文化を融合した独自のスタイルが形成されています。例えば、ラーメンにとうもろこしが載っていたり、巻き寿司にさまざまな具材が加えられたりしています。これは、中国の食文化の豊かさを反映している証でもあります。一方で日本食に慣れ親しんだ私としては、本物の日本食を求める際には物足りなさを感じることもあります。これらの違いを探ることも、楽しみの一つとなっています。

 

2、中国文化研究会での活動

「中国文化研究会」は、私が大学で設立メンバーの一員として立ち上げたサークルです。このサークルを通じて、中国の文化、歴史、言語について深く学び、交流を図る活動を行いたいと考えています。今回の留学を決めた一つの目標は、「サークルを発展させていくこと」です。私は現在、中国での生活を通じて、中国の文化を深く理解するための活動アイディアを探しています。

一つのアイディアとして、授業で学んだ伝統行事や祝日をテーマにした調べ学習を企画することが考えられます。例えば、春節や端午节に関するワークショップを開催し、歴史的背景や料理、伝統的な遊びを体験することで、参加者に中国文化を身近に感じてもらうことができます。

また、定期的に勉強会を開催し、中国語の学習や中国に対する印象をテーマにしたディスカッション、映画鑑賞会などの活動を通じて、知らない知識を楽しく取り入れることも有意義でしょう。今後もアイディア収集に力を入れ、楽しく中国を知ってもらう方法を考え、帰国後に発信していきたいと思います。

 

最後に

以上のように、中国での日本食の変化や中国文化研究会での活動アイディアについて、私は深く関心を持っています。これらのテーマを追求することで、文化の多様性や相互理解を促進できると考えています。

学校付近にある日本食屋。店主さんが日本人で、会話したら日本人仕様にラーメンの味を変更してくれた。

中国で食べた二郎系ラーメン。日本の味ととても似ていた!

 

日本式料理屋の外装は基本的にこんな感じ。

 

西安で見た兵马俑!テレビで見た景色を生で見れた。一生の思い出!