中国での生活も三か月を迎えた今、中国で流行っていることと言われて思いつくのは、やはり漢服体験と奶茶です。
中国で一般的に使われているSNSである「小红书」(日本でいうインスタグラム)には、たくさんの漢服の写真が投稿されています。近年、日本でも浅草や京都などで着物を着て観光する人が増えてきていますが、中国も日本と同様に観光地で中国の伝統的な服を着て観光したり写真を撮ったりするのが流行しています。同じ漢服と言っても王朝ごとにそれぞれ特色があるため、衣装の形から選ぶことができるという点が、日本とは異なる点です。
私も以前、友人たちと一緒に南京で有名な撮影スポットの1つである「老门东」に、漢服を着て写真を撮りに行きました。「老门东」は南京の中でも一番に名前が挙がるほどの有名な写真スポットなので、漢服を着て散策していたところ、同じく漢服を着たグループと遭遇したり、道行く人たちから「美女~」と声をかけられたりというのが頻繁にありました。なかなかない新鮮な経験だったので楽しかったです。「老门东」をはじめ、有名な観光地付近には多くの漢服レンタル店が立ち並び、衣装のグレードにもよりますが、衣装レンタル(3時間)・ヘアセット・メイク全部合わせて値段は3000円ほどと比較的手ごろにチャレンジすることができます。中国観光の際に「漢服体験」はいかがでしょうか?
そして、中国の流行と言われて忘れてはいけないのが「奶茶」です。中国では、繁華街、普通の住宅街関係なく至る所で様々な奶茶店を見つけることができます。中国の奶茶店は一般的に飲み歩きを前提としているので、カップのデザインがおしゃれで視覚的にも楽しめるお店も多い印象です。また、価格も300円前後と購入しやすい価格なので、ショッピングモールや観光地では老若男女問わず多くの人が奶茶を片手に歩いているのを見ることができます。
最後に余談ですが、私が今一番好きな奶茶店は「永民手工」というお店です。このお店のタピオカは本当においしく、飲みやすいので、きっと留学中はお世話になりっぱなしになると思います。