「中国の人気なものと最近の面白かった出来事」大門 紗也(青島大学)

中国で人気なもの

若者向けの雑貨店に行けばサンリオのキャラクター商品がたくさん販売されており、博物館や観光地近くのお店では必ずご当地スタンプが置かれていて、多くの観光客がスタンプ専用ノートに、様々なスタンプを押しています。今中国で流行っているのか、もともと人気なものなのか、よく分かりません。しかし、私の好きなシナモンのキャラクターを可愛いと言っている中国人を見ると、私も嬉しくなるし、スタンプを押したり集めたスタンプを眺めている中国人を見ていると、日本の神社で御朱印列に並ぶ人々の姿が思い浮かび、どの国でも可愛いと思うものや、何かを集めたくなる癖は同じなんだなと思いました。

面白いもの探し

青島に来てから、面白いと感じた様々なことを忘れないよう写真を撮るようにしています。例えば、バーベキュー禁止という意味で書かれた烧烤禁止の文字。私の中でバーベキューのイメージは網の上に直接食材を置いて炙る焼肉スタイルだったので、烤肉ではなく串焼きスタイルの烧烤と表記されているのが面白かったです。親しみある英単語の1つでも、頭の中に浮かぶ絵が私と中国人の間で少し違っていることを知ることができました。また、それを漢字で表現したことで、初めて頭の中に描くイメージの違いを知ることができ、漢字の面白さに気づきました。

 

また、週末に少し遠めの大きな公園へ出かけた時に、お見合いコーナーを見かけました。プロフィール情報が書かれた紙が三段に渡って糸で吊るされており、それぞれに年齢や学歴、職業や給料、さらには相手に求める条件等がびっしりと記載されていました。顔は隠されているものの、ここまでの個人情報を私のようにふらっと来た人にジロジロと見られるのは嫌ではないのかなと思いつつも、私も好奇心が抑えられず、じっくり読んでしまいました。