「大学・授業がない時、休日の過ごし方」里和 麟太郎(浙江大学)

留学生活二ヶ月目が終わろうとしている。ある程度環境に適応し、大学での勝手や町の様子なども分かってきたように思う。

さて、今月のテーマは授業がない時の過ごし方である。とはいえ、大学院生の筆者は休日も研究等がメインとなっている。

ありがたいことに図書館の利用については問題なく、とても良い環境を頂けたと思う。また、現地で知り合った方に学生さんを紹介して頂き、中国語を教えて貰っている。来年日本への留学を予定しているそうなので、日本のことも教えられればと思っている。

 

現状、休日にやることと言えば、買い物が多い。

渡航から一月以上が経ち、日本から持ってきた消耗品もなくなり、必要なものも出てきた。よって今月はショッピングモールへ買い物に行くことが多かった。

杭州市内には日本でもおなじみのイオンモールが二軒ある。

日本企業の店は無印良品やユニクロ、ニトリくらいしか見かけず、中国系や外資系のお店が多い印象である。イオン直営のスーパーも中国のスーパーと変わらない様子であった。

イオンモールに限らず、杭州市内はショッピングモールが多い。筆者が滞在している浙江大学紫金校校区の付近にも2、3軒のモールがある。

無印良品やユニクロがあるモールや、日本のお菓子や飲料、洗剤を販売しているモールもある。日本の商品を購入したい時でも安心できる環境である。

 

また、今月は両親が中国旅行に訪れた。

両親の到着地が上海であったので、高鉄(中国の高速鉄道)に乗って上海まで行くことになった。一人で外国の鉄道に乗車するというのは人生で初めての経験であった。

また、杭州の名所である西湖周辺の観光に行った。筆者が研究している南宋時代の人々も同じ景色をみていたのではないかと思えば感慨深いものがあった。

中国の湖山の景色は日本のそれとはまた違った美しさがあると思う。西湖の美しさは、何度でも見たいと思わせるものだ。今後も時間があれば鑑賞に行きたいものである。

 

イオンモール杭州銭塘。五階建ての大規模モールである。簫山国際空港から地下鉄で二駅ほどの位置にある。市街地からは地下鉄で一時間半以上かかる。

浙江大学紫金校校区近くのモールにあるユニクロの店舗。店舗の雰囲気や価格は日本とそう変わらない。

上海訪問時に撮影。外灘の夜景。

中国の高速鉄道、高鉄