「大学がある日、ない日のそれぞれの過ごし方」根間 うらら(復旦大学)

中国に来てから二か月が経とうとしています。居留許可書の申請やネット環境を整え終えて、生活もひと段落し本格的に勉強に力を入れられるようになりました。

 

留学生の授業スケジュールはクラスのレベルによって違います。

私のクラスのスケジュールはとても不規則で、午後から始まって夜に終わる日もあれば、朝から始まって午前中に終わる日もあります。

そのため、授業時間にあわせて起床時間を決めてしまうと生活習慣が不規則になってしまうので、毎日6時には起きるように心がけています。

朝から授業がある日はそのまま授業の支度をし、午後からの日は散歩に行ったり食堂でゆっくり朝食を取りに行ったりしています。

寮から教室までは歩いて20分ほどかかるので、30分前には部屋を出ています。授業は1コマ45分×4つあり、すべて中国語で行われます。

授業後はクラスメイト達と食堂で昼食、もしくは夕飯を食べてから授業の復習をします。日本人の特権で漢字が読める私は、長文読解の授業の内容をクラスメイト達に教えることが多いです。

しかし、まだ耳が慣れていないので中国語の聞き取りが苦手です。そんな時は、中国語と言葉の発音が似ていることで聞き取りが得意な韓国人の友人が、リスニングの授業の内容を解説してくれます。

ほかにも、作文が得意なイギリス人の友人が文法の解説をしてくれたりと、いろんな国のクラスメイト達がそれぞれの母国語の特徴を活かして中国語を教え合っています。

この放課後の勉強会は22:30まで行われます。中国語の勉強だけでなく、それぞれの国の言葉や文化にも触れることができるので、授業と同じくらい学びが多い時間となっています。

 

休日は友人たちと大学内でテニスや卓球をすることが多いです。学内にはほかにもバスケコートやランニングコースやジムもあって、スポーツをする施設が充実しています。

また、そこで新たに中国本科の学生などと知り合うこともできるので、現地の学生の友達を作りたい方は、これらの施設に足を運ぶことをお勧めします。

意外と日本語を趣味で勉強しているという学生が多く、日本人の友人と日本語で話していると声をかけられます。

 

また、大学から地下鉄で一時間ほどかかるところにある「APiTA」という日系スーパーに行くこともあります。ダイソーやコメダ珈琲、ココ壱番屋といった馴染みのあるお店もあるので、日本食が恋しくなった時にお勧めです。

私は、無性に卵かけご飯が食べたくなった日にAPiTAに駆け込み、生で食べられる卵と醤油とインスタントの白米を買って食べたことがあります。

 

このように、平日は勉学に励み、休日は思いっきり体を動かして生活しています。毎日いろんな人と関わることで、新たな価値観に触れられ視野を広げるにいい経験となっています。

 

日系スーパーで卵かけご飯に必要な材料はすべて手に入ります。

留学生が授業を受けるための校舎です。これは夜の散歩のときに撮りました。