「大学(授業・試験・生活・寮)、授業がない時、休日の過ごし方」宮内 莉央(雲南大学)

今回は私の大学生活を平日・休日に分けてご紹介します!

 

まず、平日のスケジュールから紹介します。授業は一日2コマ、朝8時開始のコマもあれば、夜7時半開始のコマもあります。

留学生班は最初のクラス分けテストで4つの班に分かれます(初級1班・初級2班・中級班・高級班)。

私がいる中級班の授業は综合・阅读・听力の3つがあり、综合は週5回、阅读と听力は週2回行われています。これらに加えて金曜日に選択授業が設けられています。(本来は第3周から開始予定でしたが、今年度は第9周から開始しました。)

武术・书法・绘画の3つから選択でき、私は绘画を選択しました。

墨一色で描く水墨画で、竹を題材に練習をしているのですが、一朝一夕で上手になるものではないなと痛感しました。

武术を選んだ友人は初回の授業から足を振り上げる動作があって想定していたよりも体力的にハードだと教えてくれました。

平日の食事は、授業のコマ割りが昼休みを超える時は食堂へ行き、午前中で終わる場合や夜の時間帯に授業がある場合は学外で摂ることが多いです。

特に授業終わりにお腹が空くとクラスメイトで誘い合ってレストランに行くこともあります。

北京や上海に比べれば留学生の国籍の多様さはそれほど多くないかもしれませんが、世界各地から留学生が来ていることもあり、宗教上の理由で食べられないものや、個人の主義(ベジタリアン、ヴィーガンなど)で食べないことを選択しているものがあるため、食事の条件がとても多くなります。

まだ全ての条件を兼ね備えたレストランを見つけられず、食べられないものが多い人は他のお店で打包(テイクアウト・持ち帰り)したものを持ち込んで一緒に食事をしています。

その他の時間は授業の予習復習、運動不足解消のための散歩などに充てています。

特に综合の授業は単元が2個学習し終わるごとにテストがあり、成績に影響するため毎度気が抜けません。

 

次に、休日のスケジュールの紹介です。

普段は授業があって行けない場所へ行って半日から1日過ごすことが多いです。

中国語を勉強するという目的で派遣していただいておりますが、教科書とにらめっこするだけなら日本でもできると考え、なるべく現地で見て・聞いて・話して・食べて、五感を最大限に使って体験することを大事にしています。

例えば雲南大学(東陸校区)から地下鉄で1時間ほどの場所にある、雲南省最大の淡水湖・滇池は一日中歩いても4分の1周できるかどうか、というほど大きいです。

近くには雲南民俗村があり、こちらも1日かけても全て見て回るのは難しいほど広く、各エリアで披露されるダンスや歌などの演目は非常に多彩で面白いです。

私はまだ一度しか訪れることが出来ていないので、帰国までに全ての演目を見て、周り終えたと言えるようにしたいと思います。

11月は週末を利用し雲南省にある少数民族の観光地への旅行を計画しています。

候補が絞り切れずにいますが、写真ではなくこの目で実際に見て、写真に収めて、今後の学習の支えにしたいと考えています。

 

先生曰く「葉っぱが鶏の足」になっている竹。

 

 

雲南民俗村、佤族による踊り。長い髪を大きく振り回す様子が非常に印象的。いくつか見た演目の中でもかなり盛り上がった。