「大学(授業・試験・生活・寮)、授業がない時、休日の過ごし方」 石井野々香(南京大学)

私は現在、南京大学の海外教育学院に所属しながら、中国語を勉強しています。

大学とはいえ、中国語のレベルによってクラス分けされ、毎日同じクラスメイトたちと一緒に勉強しているため、生活はさながら高校時代に戻ったように感じています。

 

9月から始まった授業も折り返し地点を迎えているため、このレポートを書いている10月末時点では、プレゼンテーションやまもなくやってくる中間試験の準備にいそしんでいます。

しかし、毎日が勉強漬けの日々というわけではありません。必修の授業は午前中で終わるので、選択授業がない日の午後は自由に使うことができます。

そのため、午後はよく友人たちとご飯を食べに行ったり、大学近辺のカフェ巡りや写真映えスポット巡りをしたりしています。

また、周りにノリのいい人が多くいるため、夜にクラス内でバレーボール大会が開催されたり、山に登りに行ったり、ダンス教室に参加してみたりと、日本にいたら自分は絶対にしないであろう体験をしています。

また、私のクラスは本当に様々な国から人が集まっているので、休み時間にそれぞれの国の話を聞いたり、クラスメイトの国の言葉を教えてもらったりするのも日々の楽しみの一つです。

 

このように日々様々なイベントの起きる平日なので、エネルギー回復のために、休日は平日とは異なりなるべく1人か少人数でいるようにしています。

私の休日の過ごし方は大きく2パターンで、1つは図書館に行って宿題などをして過ごすこと、もう1つは自由気ままに観光地巡りです。

始業時間が8時と、中国の朝はとても早いので、このように休日は時間を気にせず、ゆっくり気ままに過ごしています。

 

また、寮での生活も二か月の間で随分と慣れてきました。

二人部屋での生活で、ルームメイトとは、よく一緒に遊びに行ったり、長時間おしゃべりしたりというような関係ではないものの、お互いに何か新しいものを買ったり、どこかに出かけたりすると報告し合ったりするような、つかず離れずの心地よい関係性で生活を送ることができています。

授業でのプレゼンテーションの様子。自国と中国の運動の受け入れられ方の違いについての発表です。

「秋を見つけに行こう」という課題で撮った金木犀。中国では金木犀を食べる、と知ったときは驚きでした。

友人たちと行ったカフェでの写真。平日の午後はよくこのようなお店に行って、友人たちが写真を撮っているのを眺めています。

中山陵。この日は生憎の天気でしたが、それでも頂上からの眺めは壮観でした。