「大学(授業・試験・生活・寮)、授業がない時、休日の過ごし方」石橋 肇子(北京師範大学)

今回は私の大学生活について紹介する。

 

まず授業についてだが、私は語学科目として会话,读写,听力,报刊の4つの授業を週9コマ履修している。

1コマは100分間で間に10分間の休憩がある。また、それに加えて経済学部の専門科目も受講している。

語学のクラスは15人程度の少人数で構成されており、学生が積極的に発言する機会に恵まれている。

各授業では、作文やプレゼンテーション、グループ課題も多くあり、授業外での準備も欠かせない。語学の授業でも経済学部での授業でも、アジア出身の学生が私しかいないため(大学自体には韓国や東南アジアからの留学生も多いため、偶然だと思われる)、アジア、日本のことを先生に尋ねられて発言することも多い。

 

私は、朝型の規則正しい生活を送るルームメイトの起床に合わせて毎朝起床しているため、7時頃に起きることが多い。

毎晩かなり遅い時間に就寝する夜型の私にとって、早起きの習慣化はルームメイトとの生活で受けている最大の恩恵と言っても過言ではない。

そのおかげで一日が長く感じられ、充実感がある。(以前はルームメイトの体内時計を勝手にアラーム代わりにしていたのですが、それで一度寝坊したことがあるため、当然ですが念のためアラームは自分でかける必要があります。)

授業は早い日でも朝10時から始まるため、朝は比較的時間に余裕がある。授業後は大体クラブ活動に参加している。

もともと卓球、サッカー、民族芸能の部に所属していたが、最近新たにバレーボールの部にも加わったため、ほぼ毎日何かしらの活動に参加している。

部活は主に20時から22時に行われるため、それまでに課題を済ませている。部活後は自主学習をしたり、部屋で一人の時間を楽しんだりしている。

最近は、中国人の友人とチャットを通じて様々な議論を交わすことが増えた。こうした交流を通して、中国に対する解像度が高まるだけでなく、一個人としての彼らの考え方に触れることで、自分自身の視野がより豊かになっていくように感じる。

言語の壁を超えて意見を交換できる友人の存在は、非常にありがたい。

 

休日には学外へ出かけることはあまりなく、学内で友人と卓球やバレーをしたり、平日と同様にクラブ活動に参加したりすることが多い。

中心部まで外出するとなると1時間ほど移動にかかるため、外出が億劫に感じられるというのもある。

ただ、これから冬が訪れると、北京ではスキーや湖上スケートが楽しめるようになると聞いているため、今はそれを心待ちにしている。

 

以上が、私の大学生活についての紹介だ。普段キャンパス内から出ることがあまりなく、北京を十分に満喫できていないように感じるため、今後はもっと積極的に足を延ばして北京ひいては中国への理解を深めていきたい。

 

キャンパス内の銀杏並木

大学の卓球ができる施設 中国は日本より誰もが気軽に使えるような運動施設が多く、また、様々な年代の人が運動している姿をよく見かける