授業
平日は8時~12時に、50分×4コマの授業を受けています。科目は「汉语综合」「口语」「听力」の3つで、午後には留学生向けの選択授業が開講されています。私は、水曜は「中国功夫」、木曜は「中国古筝」、金曜は「中国古琴」を受講しています。
試験
学期中に中間試験が3回、学期末に1回の期末試験があるようです。これまでに実施された中間試験の内容は以下の通りです。
综合:提示されたテーマについてプレゼンテーションを行う(約10分)
口语:授業で学んだ語彙や文法についての筆記試験(約30分)、
および会話テスト(約5分)
听力:授業で学んだ内容や、それに関連する話題のリスニングテスト(約40分)
生活
青島に来てから、毎朝6時半頃に起床し、夜12時までには就寝する生活習慣が身についてきました。私は7時間程度の睡眠が必要なタイプで、日中眠くならないよう生活リズムを保つよう心がけています。朝食は部屋で、昼食と夕食は友人たちと大学の食堂で食べることが多いです。
キャンパスが広く、日本にいた時よりも毎日よく歩くようになりましたが、習慣的な運動の機会はまだ作れていません。現状では週1回のカンフーの授業が良い気分転換になっています。
寮
ウクライナ人のルームメイトと2人部屋で楽しく生活しています。各部屋にはシャワーとトイレが設置されていますが、最近は朝晩10℃前後と冷え込むため、日本の浴槽が少し恋しいです。
寮には共用の洗濯機と乾燥機があり、時間や水温によって料金が異なります。私は通常、1回35分の洗濯と脱水(0.9元)を利用していますが、乾燥機は少し高めで服が傷むのを心配しているため、まだ使っていません。洗濯は3日に1回程度のペースで行い、部屋干ししています。部屋には針金が1本張ってあり、ルームメイトと半分ずつシェアしています。
私が住んでいる階には共同キッチンもあり、漂ってくる美味しそうな香りが毎日の小さな楽しみになっています。先日、キッチンを覗きに行くとベトナム料理やタジキスタン料理を味見させてもらうことができ、どちらも最高に美味しかったです。聞いた話では、寮に長く住む本科生や、宗教上の理由で食に制限がある人たちがキッチンをよく利用しているそうです。また、冷蔵庫も設置されていますが、初めは寮全体の共用だと勘違いして使ってしまいました。実際には、必要な人たちが共同で費用を出し合って使用しているものでした。
授業が無いときの過ごし方
平日の授業後は、その日に学んだ内容の復習と課題に取り組んでいます。先生や日によって課題の量は異なりますが、私は理解に時間がかかるタイプなので、その日のうちに終えられないことも多々あります。授業の復習と予習で手一杯で、個人的に学びたくて購入した中国茶に関する本はまだあまり読み進められていません。
休日
平日に終えられなかった勉強をしたり、友人たちと青島市内や海岸沿いを散歩したりして過ごしています。休日は基本的に部屋の掃除や布団の洗濯など、平日にできなかったことをしていると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
もともと一人旅が好きで、留学前は毎週どこかに行けるかなと思っていましたが、現実にはそんな余裕はなく、冬休みや帰国前に旅を計画しようと考えています。
青島に来てから、もうすぐ2ヶ月が経とうとしています。以前に比べて、少しずつですが現地の人が話す単語が聞き取れるようになり嬉しい反面、まだまだ伝えたいことを中国語で表しきれず、もどかしい毎日を送っています。友人の「いつになったら流暢に話せるようになるのか」という言葉を聞き、私も同じ気持ちで悔しく思いました。しかし、同じ志を持つ仲間が多いこの環境に感謝し、他人と比べず自分のペースでさらに勉強に励みたいと思っています。
ピンチハンガーは日本から持参しました。もちろん中国のネットショッピングサイトである淘宝や拼多多で安く購入できますが、青島に来た当初は使用に慣れておらず、個人的には日本から持ってきて最も役に立ったもの第1位だと思っています。今のところ、服やベッドシーツなどを一度にたくさん吊しても問題なく耐えていますが、毎回恐る恐る洗濯物を干しています。
洗濯機は15台、乾燥機は2台設置されています。いくつかの洗濯機は頻繁に動作不良を起こし、脱水がされないまま終了することもあります。悲しいことに、私は既に3回もその経験をしました。また、留学生寮のWechatグループがあり、洗濯機が空いていない時は「洗濯が終わっているので荷物を取りに来てください!」というメッセージが頻繁に飛び交っています。
木曜日の選択授業です。日本の琴に非常によく似ており、右手に爪をつけて弦を弾き、左手で弦を押さえたりしながら演奏します。基礎的な弾き方を一通り学んだので、最近はJay Chou(周杰伦)の《青花瓷》を練習しています。
金曜日の選択授業が行われる教室にはお茶を入れられる設備もあり、練習の合間に先生が中国茶を淹れてくれることがあります。私の体感としては、中国古筝よりも圧倒的に弾くのが難しく、授業外でも週に2~3回練習しています。授業中はまだまだ先生の説明が聞き取れないことも多いですが、演奏を通じてさらに中国文化への理解を深めていきたいと思っています。
青岛栈桥を訪れた日に撮った1枚です。日本では海のない県に住んでいたため、夕日が海に反射する様子に息をのむほど感動し、日が沈むまでずっと眺めていたいと思う美しさでした。