「留学を開始して困ったこと、面白かったこと」山﨑 愛佳(青島大学)

私が留学している青岛も暑さのピークが通り過ぎ、まだまだ暑い日もあるが、ようやく少し秋の涼しさが訪れてきた。

留学してからおおよそ一月経ったが、当初思っていたよりも早く今の生活には慣れたような気がする。

初めて大学を訪れた日、この先やっていけるのか不安があったが、一通りの手続きを終えて無事入学できた時、すごくホッとしたのを覚えている。 

 

しかしホッとしたのも束の間で、入学してからしばらくは色々な手続きが大変で困った事も沢山あった。

 

 留学を開始してまず困った事は食べ物である。日本料理の味付けとは違うので、まず中華料理の味の濃さに慣れるのが大変だった。

それに加えて、基本的に油っぽい食べ物が多いので身体が慣れるまではずっと体調があまり良くなく、最初の方はトイレに駆け込んだりする事も多かった。

しかしそれもずっと食べているうちに慣れて、今では毎日、食堂の麻辣汤を食べるのを楽しみにしている。辛い食べ物はまだあまり開拓していないのでこれから色々試してみようと思っている。 

 

 次に困った事はSIMカードや銀行口座を作る事である。

中国人が国内で銀行口座を作るほどスムーズに手続きがうまくいかず、銀行によって断られたり、口座を開設するのに追加で必要なものがあったり、何度か銀行をはしごしてようやく開設する事ができた。

SIMカードもここで作れると言われて来たのに、この店ではできないと言われたり、そもそも留学生向けの対応をしてくれる人がいなかったりして、私はSIMカードを入れるのにかなりの時間がかかった。

携帯が使えないのはかなり不便なので日本で契約できるものがあれば、済ませた方が楽だなと思った。 

 

あっという間に一月経ったが、継続して中国語の勉強を続けると共に、新しい出会いなども大切にし、生活の方も充実させていきたい。 

 

食堂の麻辣汤

中节の時に作った月饼

バイキング式食堂のご飯

よくみたら一粒がトマトの飴