留学に来て困っていることは、意外に思われるかもしれませんが「英語」です。
復旦大学では、留学生は留学生専用の寮で暮らし、留学生だけのクラスで授業を受けます。そのためほとんどの時間を留学生と過ごすことになります。
留学生の間の公用語は中国語ではなく英語であるため、英語の勉強も欠かせません。私の英語の先生はオーストラリアから来た留学生です。
彼は中国語だけでなく、日本語も勉強しているので、互いに日本語と英語を教え合っています。彼のように日本の文化や日本語に興味を持っている留学生はとても多いため、言語学習のパートナーは簡単に見つけることができます。
中国語だけでなく、英語までしっかり学ぶことができるのは、国際都市上海ならではの魅力だと思います。トリリンガルを目指す方は上海への留学をおすすめします。
中国で面白いと感じたことは、独自に発展したシェアサイクルです。
中国ではシェアサイクルが庶民の足となっており、街の至る所に自転車があります。料金も非常に良心的で1か月乗り放題で270円です。
そのため多くの学生がシェアサイクルを契約しており、寮から教室まで自転車で移動しています。中国でこれほどまでにシェアサイクルが普及しているのはその手軽さにあると思われます。
日本のシェアサイクルは指定の返却場所がありますが、中国のシェアサイクルは好きな場所で乗り捨てることができます。また事前に自転車を予約する必要はなく、自転車に取り付けられたQRコードをスマホでスキャンするだけでレンタルすることができます。
中国式のシェアサイクルは非常に便利で使い勝手が良いので、日本でも普及して欲しいなと思います。