「留学を開始して困ったこと、面白かったこと」小澤望乃(浙江大学)

9月4日に浙江大学に着いてから、3週間が経ちました。到着してから右も左も分からない状況でしたが、先生方や友人に助けられながら少しづつ慣れていっているのを身に染みて感じる毎日です。

今回のレポートでは、留学を開始して困ったこと、面白かったことを紹介します。

困ったこと①:寮から大学までが遠い

現地に到着してから、まずは大学と寮のチェックイン(报到)を済ませる必要があります。

大学へのチェックインは時間帯が事前に決められていたため、まずは大学でチェックインを済まし、その後寮のチェックインを行おうと考えていました。

ここで予想外だったのが、政府奨学金の奨学生寮が大学外にあったことです。大学の敷地内に寮があるのだとばかり思っていたので本当に驚きました。

また、大学から歩いて20分ほどかかる場所に寮があるため、授業に参加する時や食堂を利用するさいに必然的に良い運動になっています。

困ったこと②:自転車が2回連続で壊れていた

中国ではシェアサイクルが活発です。AlipayやWeChatのアプリからQRコードをスキャンするだけで利用できるのでとても便利です。

先日、紫金港キャンパスを訪れた際にいつものように自転車を利用しようとしたところ、自転車のチェーン部分が壊れていたため乗ることができませんでした。

そのため他の自転車をもう一度スキャンして漕ごうとしたのですが、その自転車も壊れていました。自分の運の無さにがっかりしてしまいした…(アプリから自転車が壊れている箇所の写真を取って報告するとしっかり返金してくれます!)

面白かったこと①:ネットショッピング

中国では、ネットショッピングが非常に発達しており、「淘宝」や「京东」が有名でほとんどの人が利用しています。

寮に到着してから、必要になりそうなものを淘宝で購入したところ、リアルタイムで商品の動きをアプリから確認ができました。また、商品によっては到着予定日が「即日配達」となっているものもあり、「速くても流石に明日だろうな」と半信半疑で購入しました。

驚くことに注文してからわずか数時間後には寮に届いていました。中国の物流の速さと注文したらすぐに届くという便利さを実感しました。

面白かったこと②:誕生日会

先日、スイス人の友達の誕生日会を「海底捞」で行いました。

予約の時点では彼女が誕生日だということを伝えていなかったのですが、当日注文する際に店員さんに何気なく今日が誕生日だということを伝えたところ、約15分後に音楽とちょっとした誕生日プレゼントを用意してお祝いをしてくださいました。

事前に頼んでいない状況でも、即座に対応してくださることにとても驚きました。今回のレポートでは、留学を開始してからの困ったことや面白かったことを振り返りました。

これらの経験を通して、異なる文化の中での生活や新たな挑戦に向き合い、日々成長している自分を感じています。これからも未知の出来事に驚きながら、それを楽しみ、学び続けていきたいと思います。

残りの留学生活も引き続き有意義なものにできるよう、前向きに取り組んでいきたいです

中国政府奨学金の奨学生寮。24h使用できるランドリーが併設されています。

自転車が壊れていた場合は不具合のある箇所を写真を撮ってアプリから報告をします。

海底捞の火鍋の様子。タブレットかテーブルにあるQRコードを読み取って注文をします。