「留学を開始して困ったこと、面白かったこと」北原康輝(復旦大学)

留学を開始して困ったことは自分の考えていた理想とギャップの差に苦しんだことです。

復旦大学に留学をしている他の日本人の学生もレポートで述べていると思いますが、中国語を使う機会がほとんどありません。

私は英語と中国語の両方を学べるので、初めは一石二鳥だと思い、この環境に喜んでいましたが、想像より中国語を使う機会がないことに驚きました。

私のクラスには20人程度の学生がいますが、日本人は私を除けばいません。ヨーロッパ、アメリカ大陸、東南アジア等様々な国々の学生が一緒に学んでいますが、みな中国語が母語ではないため、授業が終わると自然に英語を使って話しています。さらに、私のルームメイトはイギリス、カナダ、マリ(西アフリカ)出身の学生です。

以前ルームメイト達と一緒に夕飯を食べに行ったのですが、当然みな中国語を話せるわけではないため、ずっと英語で話していました。

復旦大学は中国でも格段に国際的な大学なため、致し方がない部分はあると思いますが、もう少し中国語を使う機会があってもいいのにと最近は考えています。そのため、自分から行動しなければと思ったので、最近はサークルの新歓に参加したり、卓球場に行ったりして、中国の学生を捕まえて中国語を話す機会を作っています。

個人的に話している言語の比率は英語6割、中国語3割(授業がほとんど)、日本語1割です。クラスメイトに日本人もいないため、最近は日本語も全く使っていません。

 

留学に来て面白かったことは外卖の制度です。本当に安くご飯が買えるので、最近はほぼ毎日頼んでいます。

日本やアメリカでデリバリーを頼むと配送料がとても高くなって基本的に買うのを躊躇してしまいますが、外卖の配送料は0.01元とかです。なぜこの値段でサービスが提供できるのかは一旦置いといて、安すぎるので毎日使っています。

デリバリーで買うことのできる商品も何故かお店で買うよりも半額の値段になっているので、赤字にならないのかなと思いながら毎日頼んでいます。お店より半額の値段&配送料0.01元とかなので、皆さんも中国に来たらぜひ利用してみて下さい。

 

 

外卖を頼んだ時の写真です。1元=20円で130円という破格の値段でお腹いっぱいでご飯を食べられます。

 

 

大学の友達に誕生日を祝ってもらった時の写真です。英語でHappy Birthdayを歌ってもらえました。嬉しかったです。

 

 

復旦大学日本人会の新歓の時の写真です。ビンゴ大会の景品で今年の日中友好協会の手帳をいただけました。また、日本人の知り合いも多く作れました