「好久不见」岐部 砂樹奈 (中国人民大学)

9月頭に北京に来て早くも1ヶ月経とうとしている。

北京での生活には慣れつつも、4年前と変化している部分や変わってない部分も発見しながら日々の留学生活を送っている。

大学の寮のチェックイン日は決まっていることもあり様々な他国の留学生達が多く列を作り並んでいた。
コロナ後の留学でもあったことから、部屋によっては留学生が何年も住んでおらず、ほこり、カビだらけという住めないような部屋もあったようだ。

渡航して初日は寮の手続き、2日目は大学の保険料やキャンパスカードの配布等の続きがあり、1週間後にはレベル分けの中国語の筆記試験と会話の試験があった。レベル分けでは初級、中級、高級と分かれており1クラス20人前後の留学生、その中でも日本人は10人も満たない。

 

中国の生活において、キャッシュレス決済は当たり前だ。

携帯1つで生活全てのことを行うことが出来る点は本当に便利でありつつも、中国に渡航したらすぐ電話番号の取得と銀行口座を作らなければ中国の生活はなかなか不便であると感じる。

 

コロナ以降、全ての観光地は基本事前予約が必要であり更に中国の電話番号も必要だ。
観光目的で渡航した外国人観光客は中国の電話番号を持っていないので例えば天安门や故宫を観光することもなかなか難しいのではないだろうか。

さらに地下鉄を現金で払う時は、本人確認番号が必要になっていた。

事前にアリペイに日本の銀行カードを繋いでいた方がスムーズだと感じる。
さらに大学の出入りは顔認証、外部の人が入る際は予約が必要でお金もかかるため以前よりも厳しくなっている分犯罪面ではとても安全だ。

留学生活では4年前の中国人の友達、先生、食堂の阿姨ともまた再会出来た事が1番良かったとこころから思う。今は毎朝8時から始まる授業と交流など毎日1日1日大切にして必死に中国語を学びたい。

そして中国は明日から7日間の連休である国庆节放假。今の北京では大学のキャンパス内も街も中国の国旗で埋め尽くされてる。国庆节快乐。