「留学を開始して困ったこと、面白かったこと」川端渉真(北京語言大学)

8月30日、私は留学先の北京へ行く前に雲南省へ向かいました。というのも青春ロマンツアー訪中団雲南省に参加していたためです。

その後、9月4日から10日まで漢語橋日本予選決勝に出場した際にいただいた2024年度漢語橋研修訪中団に参加し、北京と四川を周りました。

この2つの訪中団の間に急性腸炎とインフルエンザに罹り大変でしたが、無事10日に北京語言大学に到着しました。

 

ただ北京語言大学は8月中に留学の手続きをする必要があったので、先生に連絡を取って許可を得ました。

メールは返信が遅い場合があるので、電話番号からwechatのアカウントを検索して追加しました。

 

大学へ着いてまず感じたことは、周りとの温度差です。

授業は9月2日から始まっており、仲の良いグループができているようで、中々その中に入ることはできないまま3日間を過ごしました。

決して遊びに来たわけではなく、中国語を勉強するために来ているのですが、あまりにも自分が孤立しているようで辛かったです。大学の先輩と両親に電話をして何とか心を落ち着かせました。

 

ただそんな中、幸運なことに同じ公費留学生から香山公園へ行くピクニックに誘われ、とにかく誰かと交流したいと思い参加しました。

やや本格的な山登りをして2時間ほど歩きました。その間に何人かと親しくなり、楽しく過ごしました。

また普段から運動をしないので疲れましたが、木々に囲まれた澄んだ空間に身を置くことで心が洗われた気がします。

頂上に着くと、途方もない達成感を感じ、そして留学を頑張れそうだと心から思えました。

 

最後に大学でご飯を食べたときに驚いたことを紹介します。

北京語言大学には5階建ての食堂があり、ビュッフェ形式やフードコートなど様々なお店があって毎日違う種類のご飯を食べることができます。

そこでカルチャーショックを受けたのは多くの学生が食べた後に手を洗っていたことです。

たしかに日本でもそのようにする人はいますが、多くの学生が手を洗っていてその割合は日本より多そうでした。(※私が見ていないだけで食事前に手を洗うひとがいるかもしれません。)

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はじめて寮についた時の写真。ここで1年過ごすのかと不安な気持ちになっていました。

香山公園の頂上付近から見た景色。北京の街並みを見回すことができます。

頂上で撮った集合写真。

香山公園のピクニックで仲良くなった4人と一緒にオリンピック公園に行きました。

 

夕食後に友だちが手を洗っている様子。