私が留学に向けて取り組んだ準備は主に2つあります。
1つ目は中国語の勉強です。当たり前ですが、中国語の勉強をしに行くのでその準備は欠かせないと思いました。
中でも取り組んだのは日常的に使われる言葉です。日常的に使われる会話や基本的な単語を勉強し、少しでも多くの人と話せることの方が重要だと私は思い、そちらの方を優先しました。
2つ目は情報収集です。私自身初めての海外なので、わからないことが多く、なるべく心配がないようにしたいと思い、様々な人や動画などを参考にしました。
私が留学をする山東省の済南市では夏は暑く35度が平均で、冬は0度よりも低い気温が平均らしく現地にいる人にスーパーや家具店などの店舗の情報やどんな準備が必要かを聞いたりしました。
そのほかにも、留学先である「済南大学」ではWeChatのグループがあり、そこで仲良くなったタイ人の人に、どんなモノを持っていくかなどを聞いたり、8月11日に行われた日中友好会館で行われた事前研修会で知り合った先輩方、同期にも聞いたりして情報を集めました。
私が中国留学に向けて一番感じたことはやはり、一人の人間だけで目標を達成するのは厳しい、周りの人のおかげで今の自分がいるんだと再認識したことです。
私が留学に行けるのも、お世話になった教授やお金を出してくれる親の援助ありきであり、情報収集も一人では絶対にわからないことが多かったと思います。
そして一緒に頑張ろうと言ってくれた同期や応援してくれる友人のおかげでもあります。
私はその人たちの思いを背負って留学に行き、応援してくれた人たちの恩を返すことはできないかもしれませんが、その経験を通したことを活用し、応援してよかったと思われるようにしたいです。
もう一つ、思ったことではなく期待していることがあります。
それは中国の文化に触れることです。山東省は「水と歴史の町」と呼ばれており、美しい水や歴史を感じられる建築物がたくさんあるということです。
様々な歴史的建造物を見ることで中国の歴史を感じ、その感動を日本にいる人への土産話として伝えられたらと、少しでも中国へ興味を持ってくれたらうれしいなと思っています。