「留学に向けて取り組んだ準備と留学に向けた思い」千田 健太郎(北京語言大学)

七月上旬に正式に北京語言大学から入学許可を頂き早一ヶ月半。

この文章を書いている今日は8月31日、渡航4日目です。本来であれば出国前に提出するつもりでしたが、思いのほか予定が立て込んでしまい渡航後の提出になってしまいました、、、

 

せっかくなので、準備に加えて到着してからの4日間で困った事・備えた方が良い事を記します。この文章を読まれている来年度の公費生は反面教師として参考にしていただければと思います。

 

 

まず、渡航に向けての準備という事で言うと、VPNは複数日本で用意してから渡航する事を強く勧めます。

カベネコをインストールしていますが、一時的に調子が悪くなる場面がちらほらあります。(基本的には安定しています)iPhoneを再起動するなどして回復しましたが、VPNが無ければ日本の友人や家族との連絡が取れないので、やはり二つ用意していくのが良いでしょう。

 

加えて、盲点になりやすいのがスリッパや洗濯ネットなど、何気ない生活用品です。

私自身、ビザや体格検査などの大掛かりな準備に追われ生活用品に気を回していませんでしたが、共同生活なので基本的に浴室などの水回りは汚れます。

室内用のサンダルは必須です。持参していなかったので急遽キャンパス内のスーパーで購入しました。

また、ルームメイト3人と割り勘でバスマットやモップを購入しました。日本の感覚であれば割り勘するのが普通ですが、念のため事前に確認してから買うようにした方が無難でしょう。

 

基本的に日本にある物はこちらにも全てあります。ただ、キャッシュレスが基本の社会ですので支付宝や微信payは必ず日本でインストールして、クレジットカード(日本のカードでも大丈夫)を紐づけておきましょう。

 

留学に向けた想いも書かせていただきます。言うまでもなく、留学の魅力は生活そのものが勉強の連続である事です。

私は四人部屋に入居し、ルームメイトはそれぞれミャンマー、インドネシア、ペルーからの学生です。

今のところ、全員が片言の英語と中国語を使いながらたどたどしく会話しています。来週から遂に授業が始まりますが、中国語だけでなく英語の授業も履修しているので、更に全員で切磋琢磨しながらレベルを高めていきたいです。

 

待望の留学生活でしたが、出国当日から到着後、何なら今でもあまり始まったのだという実感がありません。

ただ、変に浮つくことなく毎日少しずつこの生活に慣れていく事も大切だと思います。

これから、長いようであっと言う間の一年間が始まります。

一日一日を無駄にせず、一生忘れられない留学生活にしたいと思います。

 

いざ北京へ

広大なキャンパス

 

安価で豊富な学食

 

頤和園にて