この度2024年度中国政府奨学金生として、浙江大学で1年間中国語を学ばせていただけることになりました。
中国留学へ行くにあたり、応援し支えてくれた家族や、応募時に添削してくださった大学時代の恩師、並びに様々な相談に乗ってくれた日中両国の友人達へ、この場を借りて心から感謝申し上げます。
留学に向けて取り組んだ準備
*北京料理店でアルバイト(スタッフが全員中国人)
これから留学に行き中国語を学ばせていただく身ではあるものの、中国で生活するためにはある程度の語学力も必要です。
話す、聞く力をどう鍛えるか悩んでいた折にアルバイト募集の張り紙を見かけ、すぐに応募しました。
お客さんは8割方日本人ですが、スタッフは皆中国人という環境でした。
ホールは自分一人、厨房で飛び交うのは勿論中国語、コックさんが話せるのは簡単な日本語のみ…まさに勉強にはうってつけです。最初はあまり聞き取れず、簡単な中国語しか使えていませんでしたが、それでは自分が成長しないと思い、間違ってもいいからとにかく中国語で話すことを意識しました。
おかげで言い間違いを恐れない精神と、中国語力が鍛えられました。
*杭州旅行&訪中団(北京)への参加
留学前に現地の様子を一目見ておきたいなと考えていたため、今年の5月初めに杭州旅行へ行き、5月末には日中友好協会主催の訪中団へ参加して北京を訪問しました。
杭州では留学予定の浙江大学とその近くにある西湖を、北京では故宮や万里の長城をはじめとした様々な場所を訪れ、中国の魅力的な面をたっぷりと肌で感じた月でした。旅行中はもちろん、訪中団では中国政法大学の学生さんとの交流時間もあり、中国語力を試す良い機会になりました。
いざ、杭州へ
面接の合格をいただいてからはや7ヶ月、ようやく出発します。
留学中、良いことも悪いことも含め、様々なことを経験すると思いますが、私の体験をこちらのレポートを通して皆さんに共有できたらと思います。
私自身、OBの方々のレポートは留学を目指す中でとても参考にさせていただきました。
私のレポートも同じように誰かの役にたてればとても嬉しく思います。長いようで短い約11ヶ月という期間、1日1日を大切にして、実りある留学生活にしたいと思います。