「留学に向けて取り組んだ準備と留学に向けた思い」根間 うらら(復旦大学)

留学に向けて、私は現地で学ぶ時の練習のために、大学で他学部の上級者向けの中国語のクラスを受けました。

授業中はすべて中国語で話さなければならず、難易度が高いと聞いていたので、留学中と似た状況に身を置けると思い挑戦しました。

結果は惨敗で、先生やほかの生徒たちが話している内容を聞き取ることができず、自分の語学力の低さを思い知らされました。

そのおかげで、より勉強に身が入り、中国の大学に通っている友人と電話をさせてもらったり、アプリを使って中国の方と言語を教え合ったりと中国語を身近に置くように心がけました。

そのおかげで、元々聞き取りが壊滅的にできなかった状態から少しずつ聞き取れるようなったと感じます。

 

今回、留学の準備で一番の山場だったのが、ビザの取得です。

まず、オンラインで申請をしなければならないのですが、最初の顔写真アップロードが何日かけてもできず苦戦していました。

その原因は顔写真のサイズがほんの少し違っていたためでした。

中国ビザの写真サイズは少々独特で、縦48㎜横33㎜です。

証明写真機にそのサイズ設定はなく、写真館まで取りに行こうかと悩みましたが、YouTubeでBeautyPlusというアプリを使って写真データのサイズを変更することができると知り、無事アップロードすることができました。

また、私は当時住んでいた場所と書類上の住所が違っていたため、新幹線で5時間以上かけて領事館まで行く必要がありビザの取得に翻弄させられた8月を過ごしました。

 

これらの手続きに心が折れそうになったこともありましたが、こうした貴重な機会をいただけたからには、時間を無駄にせず最大限に学びを得ようと思います。

一日一日をただ過ごすのではなく、日々成長できるよう予習復習はもちろんのこと、上海の文化や人々など座学だけでは知ることのできない本場の中国を体感し、すべてを成長の糧にしたいと考えています。

 

今回、日中友好協会様を通してこのような貴重な機会をいただけたことに大変感謝いたします。