「中国で二胡演奏の為の勉強をしてみたい」。
二胡の先生から留学時の話を聞かせて頂く度に漠然と思っていたことが、こんなにも早く実現するとは思わず、このような機会を頂けてとても嬉しく楽しみなのと少し不安なのが入り混じっている気持ちです。
昨年に入ってから中国留学に興味を持ち、語学に関しては1月より中国語のレッスンを受け始めました。
中国人二胡奏者の方から紹介して頂き、週に1回中国人の先生に個人レッスンを1時間半して頂きました。
合わせて3か月ほど日中学院のグループレッスンにも通っていたことがありました。
初級は一番重要な発音を細かく教えて下さりとても為になりました。
その後、CCレッスンというオンラインレッスンも半年ほど受講し、その中で出会った先生とは北京で会い観光案内もして頂きました。
HSK受験については月に1度しかないのもあり、毎回ギリギリのスケジュールとなってしまい1回で受からないといけないプレッシャーがあり大変でした。
奨学金申請のための3級の際には、直前まで仕事と重なり、1回で合格しないと申請出来ない状況でした。
その後上海音楽学院より音楽科に入るには4級がないとレベルが足りないと連絡があり、次の試験をすぐ受けてほしいということで1週間だけで頑張り何とか合格することが出来ました。
色々と頑張ったつもりではありますが、まだ中国人の方達の会話には全く混ざれるようなレベルでなく、それが今回の一番の不安材料です。
その他、中国に一度も行ったことがなく住むイメージが全くつかなかったので、昨年の9月に母と北京に行ってみました。
観光ビザが必要なことも知らないというレベルで全く何も知らないところから、ツアーではない個人手配の旅行にチャレンジしました。
北京では「頤和園」「北京798芸術区」「万里の長城」「紫禁城」「天安門」「後海」などの観光地を回り、京劇を観に行ったり、北京ダックを2軒食べ比べしたりと、1週間の中毎日これほど動いたことはないというぐらい予定を詰め堪能してきました。
皆さん親切で、交通も便利、街も綺麗で安全、私は辛いものも結構好きで食事も全部美味しかったので、これは生きていけそうだと思いました(笑)。
また歴史や伝統文化は壮大な規模でさらに興味を持ち、長く滞在して勉強したいという気持ちが強くなりました。
北京滞在時に1度二胡のレッスンを受けたのですが、先生の演奏が驚くほどハイレベルで、やはり中国で活躍している先生方は別格だと感じました。
少しでも理想の演奏が出来るよう、精いっぱい頑張ってきます!