「留学に向けて取り組んだ準備と留学に向けた思い」松谷 駿良(復旦大学)

 

私が留学に向けて取り組んだことは3つほどあります。

 

現在、私はHSK(汉语水平考试)4級の資格を持っていますが、その能力を維持しつつ、実際に使える中国語の力をさらに高めるための努力を続けています。

具体的には、テキストや過去問に取り組みながら、ただテストに合格するための勉強ではなく、実際のコミュニケーションで役立つ表現や語彙を再度復習しました。

これにより、自分が話せる中国語の領域を広げ、日常会話や旅行時のトラブル対応など、実生活での中国語の活用能力を向上させることに注力しました。

 

次に、中国人との会話を増やすことに力を入れました。

インターネットを通じて知り合った中国人と、ゲームをしたり、日常会話を通じてインプットアウトプットに努めていました。

まだリスニング力の向上には課題が残りますが、簡単な意思疎通はできるようになり、中国語での交流に対する自信が少しずつついてきました。

また、多くの中国人と関わる中で、新たな人脈が広がり、留学に向けた準備や中国での生活において助けてくれる方々とも出会うことができました。

 

さらに、SNSを活用して中国に関する情報を集めることにも取り組んでいます。

主に、InstagramやYouTubeを通じて、中国に関する情報を発信している人々をフォローし、生きた中国語を学んでいます。

例えば、お店での会話フレーズや道に迷ったときの対処法、空港での手続きなど、実際に自分が直面する可能性の高い場面を想定し、必要な単語やフレーズを学びました。

このようにして、単なる学習としてではなく、実生活で役立つ中国語の力を身につけることを目指していました。

 

これまで数回中国を旅行で訪れた経験がありますが、さまざまなトラブルに直面したり、人々の生き生きとした、時に過剰とも思える活気に圧倒されたりすることがありました。

これから先も不安なことはたくさんあります。

ですが、今回は長期の留学に挑戦する機会をいただき、これまでの経験や学びを活かして、中国での新しい生活に前向きに取り組んでいきたいと考えています。

 

中国語勉強で活用したテキスト

 

多くの中国人と知り合い、中国語を沢山学んだゲーム。

 

中国人に中国語を教わる様子

 

  

中国生活でも使える中国語を学んだ様子