「留学に向けて取り組んだ準備と留学に向けた思い」北原康輝(復旦大学) 

 

私は8月の中旬までアメリカ合衆国に留学をしていたので、アメリカにいながら中国留学の準備を行なっていました。

特に大変だったのが、ビザの申請です。日本語が通じないために、全ての手続きを英語と中国語で行ったことが大変でした。

留学生が日本で手続きをしている間にアメリカで、日本よりも情報も少ない状態で行わざるを得ませんでした。

結果、無事にビザを取得できたので、異国の地で異国に行くための手続きを完遂できてよかったです。

 

アメリカで特に頑張った準備は中国語と英語を話すことでした。

私はカリフォルニア大学のバークレー校のInternational Houseという国際寮に住んでいたのですが、中国(上海や復旦大学からも)から来た学生が多くて、積極的に話しかけるようにしました。

基本的に英語で話しかけるようにしていましたが、英語での会話が難しくなった時に、中国語を使って会話をしていました。

彼らとの交流を通じて、中国の文化や社会を知ることができたのと同時に、中国語の勉強もできましたし、留学に行く前に復旦大学の友人ができました。

 

私自身、中国残留日本人4世という特殊なバックグラウンドを持っていて、将来は日中の架け橋として両国の間で働きたい夢があります。

私は幼少期の頃から、家の中では中国文化、外では日本文化に触れながら生活してきました。

そのため、中国には昔から馴染みがあり、今回の中国留学では自分自身の目で中国という国を見て、改めてその社会や文化を知りたいと思っています。

 

現在は上海に到着して様々な手続きに忙殺されていますが、同じ日中友好協会から留学をしている松谷君、根間さん、上田君と一緒に協力をしながら進めています。

皆とても親切で情報共有しながら頑張って生活をしています。

来年の復旦大学に来る学生に伝えたいのですが、英語の勉強をして下さい。

手続きの説明は基本的に英語と中国語ですが、周りの留学生は皆英語で普段生活しています。

私はアメリカの留学の延長だと錯覚してしまいました。英語が話せないと情報共有で遅れを取ったり、友人作りで苦労をしたり可能性があるので頑張ってください。

 

復旦大学正門の写真

アメリカで出会った友人たちとの写真

 

アメリカで出会った友人と上海で再会した時の写真