「留学に向けて取り組んだ準備と留学に向けた思い」遠藤美湖(青島大学)

◉留学に向けて取り組んだ準備

山東省への留学が決まってから、日本で出来ることをやりきっておくよう意識しました。

私は日本で大学4年生だったため、留学から帰って来る頃には友人たちは卒業し、地元に帰る人も多くいました。

そのため、友人たちやお世話になった人々と会い、ご飯に行くなど交流の時間を大切にしました。

また、留学に行ってから自分の国のことを紹介出来るように、日本中を旅、日本のアニメや漫画を見て話の引き出しを増やしました。

 

もちろん、留学の際に必要な手続きや、物品も買い揃えました。主に、私が準備したことは以下の通りです。

 

  • 留学ビザの取得

    • 青島大学からビザ申請に必要那書類が7月末に届き、8月頭に東京のビザセンターへ行きました。平日にもかかわらず、営業開始時間に行ったのですが、50人ほどの待機列が出来ていました。事前のオンライン申請から、現地手続き、受け取りに時間がかかって大変だったのを覚えています。
  • 病院で各種治療を終わらせること

    • 留学の保険では歯科治療は保証されないと聞いていたため、5月に親知らずを4本抜く手術を済ませました。
  • 大学の休学手続き、JASSOの奨学金を止めること

    • 私は今年度大学4年生の予定でしたが、留学から帰国後に卒論と就活のタイミングがずれると面倒だと思い、4月から休学することにしました。休学申請の時点では、どこの大学に通えるか決まっておらず、大学の手続きが少し大変でした。
  • スマホの買い換え、日本でのスマホプラン変更

    • 大学2年時に、2年間で返却するプランのスマホを購入していたため、留学前にXiaomiのスマホに買い換えました。中国のメーカーにすれば、留学先で何かあっても修理しやすいのでは無いかと考えて機種を選びました。
  • マイナンバーカードと免許証の更新

  • 荷物のパッキング

    • 私は吉祥航空のエコノミークラス便に乗る予定だったため、預け荷物は、23kg×2個まで可能でした。現地で買うよりも、日本でなるべく必要なものを揃えていこうと考えたため、どちらも22.9kgまで詰め込みました。(ただし、留学前に遊びすぎて準備時間が足りず、出発当日の直前までパッキングが終わりませんでした。)

 

 

 

 

◉留学に向けた思い

 

私は歌うことが大好きで、中国語の会話が歌のように聞こえて面白いと思ったきっかけから、大学で中国語を学び始めました。

昨年、私の大学に成都からの訪日団が訪れ、中国人の大学生たちと私の所属するアカペラサークルが歌で交流する機会がありました。

アニメの曲を一緒に歌ったため、歌でお互いに繋がることが出来たように感じ、もっと中国語でも会話出来るようになりたいと思いました。

その中で、今回は青島大学で1年間も学べる機会を頂くことができ、大変嬉しく思っています。

私は大学で観光やまちづくりについて学んでおり、地元の観光業にかかわらず生活の面でも中国との関係は切っても切り離せないものだと学びました。

この機会に中国についてもっと知り、日本に帰ってから悔いの無いよう、青島大学で挑戦できるすべてのことにチャレンジしていきたいと思います。

 

スーツケース
多くの荷物を詰められるよう、2個とも預け荷物の最大サイズ(たしか3辺の合計が158cm)にしました。

リュックサック
機内持ち込み用、かつ青島大学での通学カバンになる予定のリュックサックです。日本の友人たちから貰ったキーホールダーをつけました。

昨年、成都大学の学生たちと交流した様子です。アニメNARUTOの主題歌となっていた、いきものがかりさんの「ブルーバード」を披露し、一緒に歌いました。