「留学中に経験した面白い、変わった体験」渡辺 一晴(済南大学)

自分がよく行く古着屋があるんですが、行きすぎてその店員と顔見知りになりました。次の機会にそのお店に行くとその店員さんはまるで長年の友人のように話してくれました。ここで気づいたことがあり、中国人は年上の人ほど仲良くなるのが早いと思いました。ぼくと同世代の人は仲良くなるのにすごい時間がかかったんですが、そのお店の人は入店回数3回しかないのに関わらず、親しい仲になれました。これが中国で発見した面白いことの一つ目です。

二つ目は寮の水道管が破裂し、寮の廊下が水浸しになったことです。室内で雨が降るという人生で初めての経験をしました。友人たちと一緒に雨を感じたり、地面でスライディングをしたりしました。こういった友人ができたのも中国で留学をする一つの楽しみだと思います。

三つ目なんですが、正直いうとネタがないので、冬休みが終わり、大学が始まったのでそのことについて書きます。

最近の済南市は少し暖かくなり、春を感じられる空気が心地よいです。今、大学では多くの新一年生の姿が見え、どの学生も不安そうな顔を浮かべています。自分はその姿に対して安心した感情を思い浮かべました。なぜなら自分も同じ感情を大学一年生の頃に感じたからです。国は違えど、同じ悩みを持ち、同じ感情を共有することができるんだと思いました。同じ人間なのだから当たり前のことですが、改めてそう感じました。

クラスが上がり、それに伴って内容も難しくなりましたが、同時に自分は成長できているんだと目に見えてわかる結果が現れ、勉強する楽しさを実感できました。半年が過ぎ、中国で勉強すること、生活などに「慣れ」が出てきましたが、また気を張り直し、頑張りたいと思います。

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