今回は「留学中に経験した面白い・変わった体験」をテーマに、私が暮らす青島と、2月に旅行した北京の2都市に分けて、中国で見つけたさまざまな出来事を紹介したいと思います。
青島編
- 中国音楽の授業にて
青島大学の選択授業に、中国の伝統楽器について学べる講義があります。二胡の奏者として有名な王娟娟老师が、様々な種類のある二胡を持ってきて演奏してくださったり、青島大学音楽学院の生徒たちをつれて、授業中に目の前でコンサートを開いてくださったりします。楽器についての知識が増えるだけで無く、実際に二胡を初めとした伝統楽器の鑑賞が無料ででき、とても有意義な授業です。
- カップル外卖
体調がすぐれなかったとき、青島以外の都市に住む中国人の友人が「住所を教えて」と言ってきました。まさかお見舞いに来てくれるのか?と思っていたら、「数十分で薬やご飯が届くよ」とのこと。なんと私のためにデリバリーを注文してくれたのです。日本とは違うお見舞いの仕方に、感謝すると同時に驚きました。
後から聞いた話では、気になる相手に好意を伝えるために外卖を頼んだり、カップル同士で送り合ったりすることもあるのだとか。日本ではあまり見られないユニークなコミュニケーション方法で、日本にもあったら便利で面白いなと思いました。(少なくとも私の地元には存在しません!)
- QRコード注文ではないお店の方が美味しい?
中国の多くの飲食店では、テーブルにあるQRコードをスキャンすると、注文から支払いまでスマホで完結でき、とても便利です。しかし、中国人の友人曰く、「直接店員に注文したり、紙に書いて注文するお店の方が開業年数も長く、美味しいお店が多い」とのこと。
日本でも、あえて現金払いのみのカフェは店主のこだわりが感じられる素敵なお店が多い(持論です)ので、同じような感覚なのかなと思いました。
- 光る!中国の電飾ケーキ
中国人の友人と誕生日を祝ったとき、ホールケーキの中に電飾が仕込まれた、キラキラ光るケーキを買ってお祝いしました。どうやらこうした派手なデザインのケーキが、中国では流行っているようです。ただ、値段の割に味は何とも形容しがたいクリームで、感想を一言で言うなら「还可以。」といったところでした(笑)
- 巨大な銀座駅の看板がある日本式焼肉店?
とある大型ショッピングセンターで、日本語がたくさんちりばめられた不思議なお店を見つけました。なぜか銀座駅をはじめとする日本の駅の案内表示が店内に装飾されており、いったい何がコンセプトなのか不明です。いつか訪れる機会があれば、また感想を書きたいと思います。
- 中国で健康的な生活を手に入れた話
中国では日本よりも野菜やフルーツが安く手に入り、よりバランスの取れた食生活ができていると感じます。また、日々の運動量も増えたおかげで、青島に来てから前期終了時にはなんと4kgの減量に成功しました。 中華料理は油っぽいものも多いので太るかと思いきや、無駄な心配だったようです。しかし、冬休みに日本へ3週間ほど帰省しただけで、減量分を取り戻すどころか、むしろ増量してしまいました(笑)。
北京編
日本への帰省後、中国に戻る際は家族と一緒でした。昨年、ノービザで観光できるようになったおかげです。まず青島を観光してから、北京へ旅行に行きました。
青島以外の都市に滞在するのは初めてだったため緊張しましたが、家族を連れて無事に旅行を楽しめる程度には中国語が上達していたことが、とても嬉しかったです。旅の記録はたくさんありますが、今回は「面白い・変わった体験」に絞って共有します。
- 行列のできる店=美味しい店とは限らない
旅行中、北京の美食を楽しむため、小红书で入念にリサーチをしました。そのおかげで、卤肉饭(煮込み豚肉ご飯)、涮羊肉(羊肉しゃぶしゃぶ)、北京烤鸭(北京ダック)などの料理から、驴打滚(もち米菓子)、豆沙奶卷(あん入りロールケーキ)、奶皮子酸奶(濃厚ヨーグルト)といったスイーツまで、ここでは紹介しきれない程さまざまな味を堪能できました。
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しかし、豆汁(発酵豆スープ)を使ったアイスクリームを買おうと行列に並んでいたところ、たまたま目が合って話しかけた中国人が「一口味見する?」と声をかけてくれました。試してみた結果は、「不符合我的口味」でした。そのため、3種類すべて買って食べ比べるのはやめておきました。
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- 5分間のお別れ
北京旅行の最終日は、チャーターした車で「万里の長城 → 空港で家族とお別れ → 私だけ市内へ戻る」というスケジュールでした。ドライバーには事前に「空港で1時間ほど家族を見送る時間が欲しい」と伝えてOKをもらっていたのですが、当日になって「ここには5分しか停車できない」と言われてしまいました。 涙を流すような別れになるかもと想像していましたが、結局「じゃあまたね」とあっさり5分でお別れ。あまりにもさっぱりしすぎていて、思わず笑ってしまいました。
- 北京旅行の帰り道、夜行列車を独り占め
北京から青島へ戻る際、初めて寝台列車に挑戦しました。防犯のことも考え、4つのベッドがある1等車を選択し、ちょっと贅沢な帰宅になる予定でした。しかし、いざ自分のベッドに行ってみると、見知らぬカップルがすでに寝ていました。慌てて確認すると、女性の方が彼氏と違う車両のチケットを買ってしまったとのこと。「席を交換してもらえませんか?」と頼まれ、私も1人だったので快くOKしました。なんと、交換した先の部屋には他に誰もおらず、まさかの貸し切り状態に!およそ9時間半の帰路を、静かに快適に過ごすことができました。