去年の9月にドキドキしながら右も左もわからないことだらけの状態でスタートした留学生活も、早いもので折り返し時点にきました。毎日が新しい経験の連続で、学びの機会に恵まれています。今回は、私の中国人の方々との出会い方や交流の仕方について紹介します。
日本語学科の学生さんとの交流
まずは、日本語学科の学生さんとの交流です。留学先では、可能な限り交流の場に積極的に参加して交流を深めるように心がけていました。私の留学先には、日本語を学んでいる中国人学生が比較的多く、その中で友達を作ることができました。日本語学科で日本語を教えている先生にメールで連絡を取り、授業に参加させていただく機会を得ました。
また、授業で知り合った学生さんたちとは、WeChatを通じて連絡を取り続け、実際に一緒に遊んだり、食事をしたりしました。中国では、WeChat(微信)というアプリが非常に便利で、日常的に連絡を取るために活用されています。日本ではLINEが一般的ですが、中国ではほぼ全てのやり取りがWeChatで行われるため、このアプリを通じた交流は欠かせません。また、日本語学科の学生さんたちが自分の友達を紹介してくれることもあり、日本語学科以外の友達も増えていきました。最初は緊張して、ぎこちなかったのですが、共通の趣味や関心事を見つけることで、徐々に仲良くなることができました。特に、日本のアニメやマンガの人気が非常に高く、お互いの好きなマンガやアニメについて紹介し合う内に打ち解けて話せるようになりました。
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日本語学科の学生さんとの交流
食堂での交流
次に、食堂での交流についてです。中国の大学では食堂が非常に賑やかで、多くの学生が集まり、食事を楽しんでいます。私はほぼ毎日食堂で食事をしていたため、自然と周りの学生たちと顔を合わせることが多く、その中で交流を深めることができました。食堂では、よく「留学生ですか?」と声をかけてくれる中国人学生が多く、そこから連絡先を交換することができました。特に、同じ年齢の学生たちとの会話は非常に楽しく、私の中国語の勉強にも大いに役立っています。日本と違って、食堂で他の学生と気軽に話しかけあう文化があり、よりフレンドリーな雰囲気を感じます。
社会人との交流
そして、最近、友人から誘われて、アリババの訪問に行ってきました。普段は同年代の学生たちと交流することが多い私にとって、社会人との交流は緊張する瞬間でしたが、非常に良い経験となりました。アリババという大企業の社員の方々と直接話すことができ、企業の文化や中国のビジネスについての理解を深めることができました。社会人との会話では、学生時代とは異なる視点や考え方に触れることができ、自分の将来についても考えさせられる良い機会となりました。
これからの交流
出会いの場を大切にし、積極的に交流することで、より深い理解と絆を得ることができると実感しています。これからも中国での交流を通じて、新しい知識や経験を積み重ね、成長していきたいと思います。