「中国的生活和交流」岐部 砂樹奈(中国人民大学)

現在の北京は特有の強い風で更に厳しい寒さが続いている。中国は旧正月の春節真っ最中で北京の観光地や春節期間に開かれる祭り庙会などで中国全体賑わっており皆が春節を楽しんでいる様子が伺える。

日本には、旧正月で新年を迎える文化は無いため中国で1月28日に除夕と呼ばれる大晦日、1月29日に2025年を迎え、中国人と汤圆と饺子を食べ、外は爆竹、花火が鳴り響き、ご飯に行けば「拜年好」「新年快乐」と正月ムードを1月末に経験するのは少し違和感も感じるが、人生で初めて中国の春節を経験出来て良かったと感じる。

 

私は北京に来た時から毎日欠かさず中国人と交流をしている。5年前に半年留学に来た時の中国人の友達や同学とも5年ぶりに再会を果たした。

当時は大学のサークルで卓球の試合に参加や卓球の練習をした仲間だ。現在はオリンピック公園の跡地で卓球を教えていた。

また結婚して子供も生まれている同学もいた。

 

現在私がよくしている交流は、北京の天安門近くにある私の5年前の知り合いの中国人の卓球クラブに卓球の練習しに行くことで自然と多くの年代の中国人と交流が出来ている。さらに、私の留学先の大学の卓球サークルに5年前と同様に加入して大学の卓球サークルメンバーとも試合に参加したり、練習をしたり多くの交流がある。

卓球というスポーツを通して、さらに沢山の知り合いが増えた。

この環境を作ってくれた留学先の大学や卓球クラブには感謝しきれない。

また、一緒にスーパーで買い物し、ご飯をご馳走してくれることや日本料理を作ることもある。

スーパーや市場に行けば、日本で見たことない野菜や魚、果物を見かける。また基本買う時は量り売りの為、自分で野菜、魚、果物を選び大きさや重さによって値段が決まる仕組みだ。

日本との大きな違いでは無いだろうか。

さらに、個人的に感じたのは野菜が凄く安いことだ。

日本では例えば180円で買える野菜が中国では30円ほどで買える。

中国のスーパーや市場に行くだけで中国の様々な生活面も見れることは凄く興味深い。

新たな発見をしつつ、継続して交流をしていきたい。