中国では春節ムードが高まっており、街全体が祝祭の雰囲気に包まれています。北京は、地方から上京している多くの学生や労働者が故郷へ帰省するため、普段は混雑している道路や公共交通機関も閑散としています。一方で、スーパーなどの商業施設は春節の真っ赤な飾りで彩られ、家族で買い出しをする人々などで賑わっています。私は、友人と出かけたり、読書や行ってみたかった場所に行ったりと、授業のない日々を存分に楽しみながら冬休みを過ごしています。最近は博物館にはまっており、この冬休みで北京の博物館を巡りたいと考えています。また、中国は日本より本が安価で(ネットで買えばさらに安く手に入ります)、中国語の本を読むことに挑戦しているところでもあります。
今月のテーマは「中国人との交流」ですが、普段の授業(特に語学)は基本的に留学生向けに設けられており、日常的な交流の相手は同じ留学生が中心となります。そのため、現地の学生と関わる機会を増やすために、私は大学の部活動に参加しました。私が参加した部活動では、練習は主に週に一回しかないのですが、活動時間以外でも、皆で遊びに行ったり、また、親しくなった友人と個人的に出かけたりできたため、とても良い交流になりました。現地学生と会話すると、まだまだ自分の中国語力が不足していることを毎度痛感しますが、授業では習わないような中国語に沢山触れることができて有意義な機会になっています。
他にも、寮で毎朝顔を合わせる阿姨や食堂の阿姨、タクシーの運転手さんや外出先でたまたま出会った人など、生活の中で現地の人と関わる機会は多くあります。よく関わる人の一人に大学近くの個人経営の果物屋さんの阿姨がいます。私はよくそのお店にマスカットを買いに行くのですが、毎回新鮮なものを選ぼうとして積み上げられたケース2段分のマスカットを吟味する私に、「都一样吧(どれも同じでしょう)」と毎回呆れた口調で言いながら、更に他のフルーツをすすめてきます。最初は単に近くて安価であることが理由で訪れていたのですが、次第にこのやり取りが楽しくなり、今では果物を買うだけでなく、阿姨との会話も楽しみの1つとなっています。
このように、中国で生活していれば、現地の人と関わる機会は多くあります。様々なものに積極的に触れようとすれば、その分得られる関わりや経験も増えると思います。およそ2カ月に及ぶ冬休みですが、せっかくの長期休暇なので、普段行かない場所に足を運んでみたり、何かに継続的に取り組んでみたりしたいと思います。中国での留学生活をより充実したものにするため、引き続き様々な活動に積極的に取り組み、現地の人々との関係を深めていきたいと思います。
先日、只有红楼梦戏剧幻城に行った時の写真。世界観が再現されていてとても楽しかったです。
スーパーに生きたひよこがいました。生きたものがスーパーにいることがかなり衝撃的でした。
苏州の留园に行った時の写真です。とても綺麗な庭園でした。