「留学する前のイメージと実際に留学してみて気づいたこと、新たな発見」市川 桃子(北京語言大学)

学校で気づいたこと:先生との連絡の取り方

中国に来る前から、WeChatが日本のLINEに比べてより広い範囲の用途で使われていることはドラマなどからみていましたが、学校生活でもここまで欠かせないものになるとは思っていませんでした。

特に、授業について、私のとっている科目では、必修科目以外の洗濯科目でも全ての科目で先生も含めたグループチャットがあり、毎回授業後に先生が授業で使用したスライドや宿題を送信してくれます。また、教室変更などもグループチャット内で通知されるため、見逃してはいけないものになっています。

期末テスト前の最後の授業になると、先生たちは「質問があったらWeChatで連絡してね」と声をかけてくれました。私もテスト勉強をしているうちに、テスト前日の夜に新たな質問が出てきてしまい、先生にWeChatで質問したところ、すぐに答えてくれました。先生と連絡がとりやすいというのは、学生にとってはありがたいものの、先生たちの負担が少し心配になった出来事でもありました。

学外生活で気づいたこと:北京の料理は美味しい!

中国との身近なつながりがほとんどエンタメしかなかったころ、芸能人たちが「北京のご飯はおいしくない」と言っているのを度々聞いていました。また、日本にいる中国人の知り合いも「北京のご飯はおいしくないから、美味しいご飯が食べたかったら南方に行ったほうがいい」というふうに言っていました。

しかし、実際に来てみたら、北京で食べるご飯はどれもおいしく、外出してご飯を食べるたびに感動します。特に水餃子と羊鍋が大好きになりました。

中国では水餃子がメインです

北京の食べ物以外でも、他の地域に住む人から言われるマイナスなことも実際に自分の目で見てみたらその言葉とは違う状況だった、ということはよくあると思います。秋学期が終わり、留学生活も残り半年となったので、これからは今まで以上に自分の目で様々な北京の姿を見ていきたいとおもいます。