留学生として派遣され、北京での生活も三ヶ月近く経ちました。今月のレポートのテーマである、「最近中国で流行っていること」が思いつかなかったので、この三ヶ月の北京での休日の過ごし方や、北京外国語大学について紹介しようと思います。
北京外国語大学について
北京外国語大学は西校、東校と分かれていてとても広く、常に入念に手入れされているので敷地内の景観も素晴らしいです。木々が多く、自然豊かであるお陰か、リスやネコなどの動物もよく見かけます。留学に来たタイミングが夏の終わり頃だったので、夏〜秋〜冬にかけて北京外国語大学の景色の変化を楽しめました。夏には木々が生い茂り、木陰も多く外でも涼しく過ごすことができます。秋にはその木々が紅葉し、冬には葉もなくなり少し寂しい雰囲気はありますが、環境が夏秋より一層綺麗に感じます。また、カフェにはクリスマスツリーが飾られているので、さらに冬の訪れを感じることができます。また、北京外国語大学の付近には多くの飲食店があります。学生が多く利用するため安価で提供する店舗が多いです。中華料理だけでなく、日本料理、韓国料理、インド料理など、その他にも多くの種類の飲食店があるので、日々違った料理を楽しめます。
北京外国語大学の留学生について
北京外国語大学には、中国人学生六割、留学生四割の割合で多くの留学生が居ます。留学生の中にはすでに大学を卒業している人や、仕事に就きながら中国語を学びに来ている人など様々で、多くの方々との交流を深めていく中で、今後就活を控える私へのアドバイスを貰えて、沢山の知見を吸収できるので、中国語を学ぶという目的以外にも価値のある時間を過ごしていると感じます。
北京外国語大学での休日の過ごし方について
私は大学内で休日を過ごす時、友人と運動をしたり、勉強をしたり、趣味であるギターを弾いて過ごしています。北京外国語大学には大きなグラウンドがあり、そこでランニングやストレッチをしています。また、グラウンドの周辺にはテニスコートやバレーコートがあるので、飛び入り参加して中国人学生との交流の機会を作ったりしています。勉強をする際は、大学にあるカフェや図書館を使っています。ギターを弾く際は、敷地内にある、「小碧池」という池の周りで外国人留学生とギターを弾いています。ギターを弾いていると多くの中国人学生が集まってきて、日本の曲をリクエストしてくれたり、逆にギターを即興で弾いてくれたりするので、趣味を通して有意義な時間を過ごして居ます。
留学に来る前、「中国語を伸ばしたければ日本人と連まないこと、留学生と連まないこと」と多くの人から言われました。いざ中国に来て約3ヶ月が経ち感じたことは、留学生や日本人と連むことで得られる情報も多く、中国語を伸ばすには自分の力量次第ということです。留学生や日本人と連む事で中国人と接する機会が減るわけではないと感じます。逆に、仲良くなった留学生達から中国人学生を紹介してもらえたり、そこからまた紹介してもらえたりなど、コミュニティは日々広がっていき、関わる機会は非常に多いです。もし留学先で大学選びに悩んでいる方がいるなら、是非おすすめしたい大学です。