11月になりました。10月の気温は18度ぐらいで、半袖でも大丈夫だったのですが、11月上旬に雨が降ってからは急激に寒くなり、コート無しでは外に出られなくなりました。
1.中国の若者に流行っているもの
City Walkは今若者の中でとても人気の遊び方です。本来は街歩きをするものなのですが、何気ない様子の写真をおしゃれに撮影することが、今のCity Walkになっています。だれもカメラを前に直立ピースサインをしていません。皆モデルのように、目線をカメラから外し、何気ない姿を表現しようとポケットに手を入れてみたり、コーヒーを飲んでみたりしながらポーズを決め、納得するまで写真を撮り続けています。
2.南京で流行っているもの 茶颜悦色
中国では1杯16元ほどでLサイズのミルクティーが飲むことができます(ちなみに中国で知らない人はいない程有名な「蜜雪冰城」という店では7元でタピオカミルクティーが飲めます。)。私も毎回ミルクティー片手によく街歩きをするのですが、いつ行っても行列ができているお店があります。「茶颜悦色」という名前のお店で、どの駅にもどの観光地にも必ずあり、昼でも夜でもいつでも人が並んでいます。このお店は南京とその周辺にしか無いチェーン店だそうで、関西にしかない551の蓬莱みたいな感じだと思います。
しかし、このお店の味はとても普通なので、同じ値段でミルクティーを飲むなら「覇王茶姫」の方がおすすめです。また、ミルクティー以外なら桂花茶や杨枝甘露の味も美味しく、立ち寄った際にはついつい同じものを選んでしまいます。ちなみに、南京の有名なお茶は雨花茶というそうです。私はまだ飲めていません。
3.私のハマっているもの 博物館巡り
南京はたくさんの博物館があり、学生の場合は半額や無料で入場することができます。私の一番おすすめは、やはり南京博物院です。ここは、中国三大博物館の一つとして数えられており、展示品の多さは南京一です。予約必須ですが、入場は無料です。私がおすすめする最大の理由は、この博物館の中で昆曲を聴くことができるからです。博物館内には民国館と呼ばれる民国時代の街並みを再現したエリアがあり、その中に老茶館と呼ばれる小さな中国式コンサートホールが併設されています。毎日14時から2時間、異なる演目が披露されるので、週に1回は見に行っています。いつ行っても大勢の観客がひまわりの種を食べながら、演者の技に「ハオ!」と声援を送り、賑わっています。
博物館に行くと、展示品の時代背景が説明されたパネルがあるのですが、中国語と英語しか書かれていません。初めて南京博物院に行ってそのパネルを読んだときは一枚で頭がクラクラしてきて読むのを諦めたのですが、久しぶりに読んでみたら、分からない単語はあるものの、前回ほど苦労せずに読むことができ、中国語の成長を実感しました!