授業について
クラスがレベルごとに細かく分かれていて、全て留学生でクラスが作られています。授業を受ける前は、授業の進度に着いていけるか不安な気持ちがありましたが、自分の中国語レベルに沿った授業を受けることができるので、難しすぎることもなく、安心して勉学に励むことができます。中国語を通して多くの国々の学生と関わることができるので、授業以外の側面でも有意義な時間を過ごしています。
寮について
北京外国語大学では、留学生用の寮と、中国人学生用の寮で分かれています。私は留学生用の寮でモンゴル人の女の子と生活しています。日本では1人部屋の環境に慣れていたので、寮生活に対して不安が多くありましたが、生活してみると楽しいことで溢れています。モンゴル人のルームメイトとは英語で会話をしつつ、中国語を混ぜながら交流しています。また、夜に学校の近くの果物屋に一緒に行ったり、一緒にダイエットしたり、週末はお酒を飲みながら話したりなど、貴重な時間を過ごしています。
授業がない時の過ごし方
最近の週末では、「天坛公园」という観光地に行きました。天坛公园には若い人が多くいて、写真スポットになっていました。植物も多く緑に囲まれた「祈年殿」は遠くからでも分かるほどの鮮やかな青色の屋根が印象的です。古代中国では「9」という数字は縁起のいい数字であるとされており、祈年殿への階段も9段ずつ区切られていました。他にも、手すりの数や敷石の数も9の倍数で作られているようです。公園には昼に訪れたのですが、一周回りながら観光していたら夕方になってしまうほど、公園の面積は広く、世界遺産の建築物を見ながら運動もできる点も魅力的でした。天坛公园を観光した後は、「三里屯」という北京の都市街へ行き、ショッピングや食事をして過ごしました。もうすぐ「万圣节(ハロウィン)」の影響もあり、仮装した若者も多く、子供から大人まで多くの人で盛り上がっていました。賑やかな雰囲気に包まれ、ハロウィンだけではなく、様々な行事を中国で過ごすことができるということにとても期待が高まった一日でした。