まず、奨学金生として中国へ留学という、大変貴重な機会を頂き、非常に光栄です。また、日中友好協会の職員の方々、留学を応援してくれた家族や親戚、友人に深く感謝申し上げます。
次に、私が留学に向けて行った情報収集の方法について紹介します。主に三つに分けられます。
1つ目は、現地の日本人留学生との繋がりを構築することです。インターネット上だけでは得られない、現地情報や留学生活のノウハウなどは、非常に役に立ちました。また、同じ大学の留学生と知り合うことで、寮や学食についての詳細な情報を知ることができ、留学前の不安が軽減されました。さらに、現地に知り合いがいる、ということは非常に心強いです。
2つ目は同じ時期から渡航する日本人留学生との繋がりを構築することです。特にコロナウイルスの影響により、入国手続きの変動なども多くありました。そのため、1年前に渡航した留学生が持っている情報とは異なる場合もあります。そのため、同じ時期に渡航予定の日本人留学生と情報交換することで、最新の情報を得やすくなります。また、同時期に中国留学に行く、協力し合える仲間がいるということは、心の支えになりました。
3つ目は中国または日中関係に関するニュースに注目することです。情勢を知っておくことで未然に防げる問題もあります。また、日中両国の友好の架け橋となる人材としても、日頃から意識して、ニュースを見ることが大事だと感じました。
中国留学へ向けて準備を通して、人との繋がりを構築することが最重要であると感じました。日本人留学生との繋がりがあることで不安を和らげたり、心の支えになったりなど、精神面へのストレスの軽減に繋がりました。渡航後も皆と助け合いながら、充実した留学生活を送れるように、努めていきたいと思います。