「留学に向けて取り組んだことと留学に向けた思い」井上 凜(復旦大学)

はじめに、私が留学に向けて一番取り組んだことは改めて日本を知ることです。留学先で日本が好きな人や日本に興味がある人、また日本に興味のない人にもできるだけ多くの地域を紹介できるようにするため、あまり行ったことのない場所に遊びに行きました。静岡のまぼろし博覧会という不思議な場所や、名古屋の喫茶店、高知では鰹のタタキを食べました。また広島には小学6年生の修学旅行以来10年ぶりに行き、平和祈念公園や宮島を訪れました。本当は北海道や鹿児島にも行ってみたかったのですが、時間が足りませんでした。

静岡

広島

中国語の学習については正直なところ少しサボってしまったという自覚があります。3年間大学で中国語の授業を受講していましたが、4月に入ってからは4年生になったため授業数自体が減り自主的に勉強する機会も減ってしまっていました。かろうじて中国のドラマを中国語字幕で見てわからないところを調べたり、中国語の漫画を自分なりに翻訳したりしていました。エンタメが好きなのでドラマや漫画に関しては全く苦ではなく、自主的に学習することができました。中国に渡航したら毎日授業があるので甘えた考えはここまでにしてしっかり予習復習頑張ります。

次に留学に向けた思いですが、私は中学3年生の時にnctというグループの中の中国人のメンバーを好きになり、いつかサイン会に行ってその人と中国語で会話がしたいと思ったことがきっかけで中国語の勉強を始めました。中国語習得のため中国語専攻がある大学に入学し、在学中には必ず中国に留学すると決めていました。ちょうど大学入学の年にコロナ禍になり、2年次には大学内で決定していた派遣留学も中止になりました。もう留学は不可能かと思っていましたが、この度奨学金を受給する機会をいただき晴れて留学することができます。本当に念願です。2023年8月末現在は情勢も悪く不安も多いですがいただいた機会を無駄にしないように努力します。一年後に成長した自分がこのレポートを読んで笑っているといいなと思います。これから1年間よろしくお願いします。

研修会の時にいただいた超ありがたい冊子留学の手引きの携行品の欄にシャワーサンダルがありました。写真はシャワー時にサンダル!?という気持ちのまま近所の店で買ったシャワーサンダルです。使わなかったら外用にします。