「私の暮らしているまちの特徴、自慢」上谷こころ(北京外国語大学)

私が留学している北京外国語大学は、北京市の海淀区に位置しています。

この地域に約一年間住んでみて見つけた特徴を大きく分けて2点紹介したいと思います。

 

1.生活環境の充実

北京市海淀区には、ショッピングモール、レストラン、カフェ、公園などが多くあり、豊かな生活を送ることができます。

小红书という中国のInstagramのようなアプリ上で、北京市海淀区のカフェが流行っていて、インスタ映えするようなカフェやレストランが海淀区に多いのは私達のような若い世代にとって嬉しい点の一つです。

また、医療施設なども充実しているため、安心して生活できます。

 

学校の近くのカフェ

2.ちょうどいい

約一年間海淀区で生活をして、一貫して言えることは、本当に全てが“ちょうどいい”という点です。

海淀区は北京の主要な交通網にアクセスしやすい場所にあります。

地下鉄やバスが発達しており、市内の他の地域や空港へのアクセスも便利です。

北京市の中では比較的物価が安く、中国の首都で生活しているにもかかわらず、少ない費用で生活できると思います。

私は毎月奨学金として3000元(日本円にして約六万円)を頂いていましたが、食費、生活費、友好費全て含めても足りるほどでした。

 

3.中国の留学先として一番の場所

北京は、北京话(語尾にRがつくような発音)をのぞいて方言も少なく、多くの人は標準語を話すので、中国語学習者にとっては素晴らしい場所だと思います。

また、故宮、天安門、頤和園などの歴史的に重要な場所も多く存在するため、中国語以外にも、文化に触れることもできます。

海淀区には、中国のトップ大学である北京大学や清華大学をはじめ、多くの名門大学も集中しています。身分証を提示すれば校内にも入ることができるので、これらのキャンパスに訪れることも可能です。

優れた教育機関、豊かな文化に触れることのできる、理想的な地域だと思います。

 

北京は中国語を学びながら、文化や歴史に触れ、国際的な視野を広げるための最高の環境が整っている、最高の留学先だと思います。