「私の留学している大学の特徴、自慢(新たに留学を希望する人に向けて)」樺島俊輝(復旦大学)

 

本レポートでは私が留学している復旦大学について紹介していきたいと思います。

 

復旦大学は上海の杨浦区にあります。留学生は専門にもよりますがほとんどが邯郸校区と呼ばれるいわゆる本キャンパスの北区に住みます。

北区は主に留学生が生活する区域で修士課程、博士課程の中国人学生の寮もあります。中国人の本科生は主に東区か南区に住んでいます。

 

キャンパスについて

 

復旦大学のキャンパスはとてつもなく広大です。いくつもキャンパスがあるのですが一つ一つがとても大きいです。加えてありとあらゆる施設が揃っています。

ジムやプール、図書館、食堂、グラウンド、卓球場など、色々な設備が充実しています。ほぼなんでもあります。やろうと思えば大学から一歩も出ずに生活できると思います。

日本の大学との差を特に感じたのがこの施設についてです。

こちらでは充実した施設に加えて、どの施設も大抵夜の10時半まで空いており、空き教室などは決まった場所にはなりますが自習のために24時間空いています。

日本の大学では大学の施設をあまり活用したことがありませんでしたがこちらに来てから頻繁に活用しています。キャンパス内に住んでいるので帰りの時間を気にしなくていいのもいい点です。

 

寮について

 

留学生寮は亚青,辅楼,主楼の三つに分かれています。

語学留学の奨学金生は辅楼と呼ばれる寮に住むことになります。

初めて辅楼を訪れた際は階段もなくとても古い建物で部屋や浴室がとても汚く過ごしていけるか心配でしたか住み慣れて仕舞えば意外と慣れていきます。

加えて、他の中国人の生徒と違って一人一人に個室があるのがありがたかったです。寮については日本での生活に慣れていると慣れるまで初めは大変かもしれません。

 

留学生の多さについて

 

復旦大学は上海で初めて留学生を受け入れた大学としても知られており他の大学よりも留学生がとても多いのが特徴です。

語学生を含む多くの留学生が在籍しており、多くの違うバックグラウンドと文化を持った人に出会うことができます。

特にアジア圏からの留学生が一番多く、中でも韓国人の留学生が一番多く、日本人はその次に多い割合です。

私自身こちらでできた友達の出身も様々で、南アフリカ、ネパール、韓国、中国、タイ、マレーシア、シンガポールなどとても多様性溢れています。

多様性という観点では復旦大学はとてもおすすめできます。と同時に、留学生が多くいる以上自分と同じ出身、文化の人も多くいるためその人同士だけで固まっている光景もよく見かけるので、そのような状況を避けたいという人には少しお勧めできません。

また復旦大学には日本人学生団体もあるため比較的安心して生活できると思います。

 

このように復旦大学には数多くの魅力がたくさんあります。

上記以外にも書ききれないほどの魅力が復旦大学にはあり、ぜひ自分自身で経験して欲しいです。

私自身人生においてかけがえのない経験をすることができたのでもし留学先に悩んでいる方がいれば心から復旦大学をお勧めします。

 

こちらは私のお気に入りである江湾校区という別キャンパスにある図書館です。とても綺麗で設備もとてもいいです。

こちらが復旦大学のシンボル光华楼です。語学生の授業もこの中で行われます。

 

 

こちらが奨学金生が住むことになる寮です。見た目からもただも古いことが伝わってくると思います。