今回は、私の在籍する北京語言大学の特徴を、学習面と生活面の2点から紹介します。
学習面
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様々な授業、課外活動
北京語言大学に言語進修生として留学する場合、初級・中級・高級の大きく3つに分けてレベルが分かれており、中級以上のクラスに所属する場合は、週に3日間の必修中国語に加え、自分の興味に応じて選択授業を受講することができます。
私は前期にはビジネス中国語と現代中国社会を受講し、後期は商例分析・新聞読解・総合英語を選択しました。選択授業は自分の興味のある分野の中国語の使い方を学ぶいい機会になっています。
また、日々の授業以外にも、学期ごとに一度ずつ課外活動日があったり、定期的に中国文化体験講座が開かれていたりします。
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中国人学生との交流
言語進修生として在籍していると、日々の授業のクラスメイトは全員留学生のため、中国人学生と交流する機会はそう多くはありません。
しかし、北京語言大学には日本語学科があり、日本語学科の生徒が主催となって週に1度自由参加の交流会が開かれています。
自分から積極的に交流の幅を広げていくことがあまり得意ではない私にとって、この交流会が中国人学生とお話をするきっかけになりました。
生活面
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コンパクトな学校
北京語言大学は中国の大学の中ではかなりキャンパスが小さい大学で、15分ほどあれば徒歩でも端から端まで辿りつくことができます。
小さい大学ではありますが、他の大学に留学している友人の話を聞くと、かなりキャンパス内の生活環境が充実しているように感じます。
食堂は1棟ですが4階建てになっており、価格や食べたいものに応じて様々な料理を食べることができます。
また、食堂以外にも、学内スーパーがあったり、チェーンのドリンクショップも複数あったり、学外に出ずとも手に入れられるものが多いです。
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立地の良さ
学内でも十分充実しているのですが、周辺環境も充実しています。学校の近くにはショッピングモールがあり、またモール以外にもスーパーやレストランが数多くあるので、もし学校の食堂に飽きてしまったとしても、他の選択肢がたくさんそろっています。
北京の中心地までは地下鉄で1時間ほどかかってしまいますが、学校から地下鉄の最寄り駅までの距離は遠くないため、学外への外出も面倒だと感じることもありません。
北京語言大学での留学を開始して10ヶ月ほどが経過しましたが、学習面、生活面の両方とも充実していて、満足度が高いと感じています。
上記の点以外にも、日本人留学生が多く、何か知りたいことや問題があれば母語で確認できる環境も、長期留学が初めての私にとって安心できる材料になっています。