「日本と中国、似ているところ、異なっているところ」樺島俊輝(復旦大学)

 

本日は中国に来て8ヶ月程の生活を経て感じた日本と中国の似ている所と異なる所を紹介していきたいと思います。

 

似ている点

 

気候

一つ目は気候です。私のいる上海では日本と同様に四季があり、温度もさほど日本と変わらないような気がします。ただ冬は私の暮らしている東京よりはるかに寒く感じました。あれほどダウンジャケットに感謝した冬は初めてです。

 

漢字、単語

二つ目は言語です。中国語では漢字が使われているので全く中国語を勉強をしたことがない人が初めて中国にきても少し理解することができます。時々中国語での言い方がわからず直接日本語を中国語読みして伝えても通じることがとても多いです。中国語の勉強に関しては他の国出身の人たちより有利だと思います。

 

食文化

続いて食文化です。両国とも米、麺などを主食としています。日本料理に比べて脂っこい食べ物が多いですが、大部分は似ていると思います。たまに日本のラーメンなどが恋しくなることもありますが、今の所食事面について困ったことはありません。

 

異なる点

 

トイレ

中国に来て日本で生活をしている人が一番苦労するのはトイレではないかと思います。基本的に中国のトイレは和式トイレです。洋式トイレもありますがとても少なく、大きなショッピングモールなどでも洋式トイレが一個、他和式トイレの組み合わせが多いです。ウォシュレットには未だ一度も出会ったことがありません。トイレットペーパーもなく自分でティッシュを持参しないといけません。加えてとても詰まりやすいので要注意です。

 

電子化

一番日本での生活と異なると感じているのが電子化です。全てが携帯一つで全てのことがすみます。財布を持ち歩く必要さえありません。

 

飲食店

中国の飲食店では外で買った飲食物の持ち込みが可能です。レストランで飲み物をデリバリーして一緒に食べている方をよく見かけます。

そして、飲食店で提供されている飲み物の温度についてです。中国では温かい飲み物を飲むことが体に良いとされているので常温の飲み物をよく飲みます。レストランで飲み物を注文する際も常温か冷たいのかを必ず聞かれます。驚きだったのがビールですら常温で飲むことです。

 

先日ザリガニを食べました。日本では食べることはないので良い経験でした。初めは少し抵抗はありましたが味はエビと同じで美味しかったです。

 

少し遠出をしチーズ豚カツを食べに行きました。日本人の方がおそらく経営をされていて美味しかったです。