「日本と中国、異なっているところ」細川詩織(北京師範大学)

中国で生活していると、日本と違うな、と感じることがたびたびある。今回は日本と異なっている点について4点紹介したいと思う。

 

・交通

中国について一番初めに気付いたことである。走る車がとにかくクラクションを鳴らし続けている。日本ではめったに見ない光景なので衝撃だったが、今ではすっかり慣れた。北京は交通量も尋常ではないので、危険を感じてクラクションを鳴らすのも納得である。しかし右側通行にはいまだに慣れず、タクシーに乗るときに運転手さん側のドアを開けてしまったときはかなり恥ずかしかった。

 

・映画館

映画が大好きで北京に来てからもう10回以上映画館に足を運んだが、日本とは大きく異なる。開場は上映時間の10~15分前なところがほとんどで、早めに行っても劇場の明かりすら点いていない。そして予告はあっという間に終わりすかさず本編が始まる。場内撮影についての注意もなく、日本よりも緩いようだ。そしてエンディングが始まるとすぐに明かりが点いて清掃の方が入ってくる。エンディングまで全部見たい派にとっては少し悲しい。

 

・飲食店

飲食店は基本的に持ち込み可となっていて、好きな飲み物や別のお店で買った食べ物を持ってそのまま入ってくる人をよく見かける。そもそも中国では頼まないと水が出てこない、出てくるようなお店でも氷が入っていないので、私は毎回水を持って出かけるようにしている。半年以上経っても、まだ温かい水を克服できない。

 

・携帯キャリア

プランにもよるが、私は学校に着いてすぐ1年間のキャリアを契約し、そこで1年分の料金を一括で支払った。日本のように毎月料金を引き落とされることなく、契約・解約もある程度自由が利く。継続の縛りや煩雑な手続きが必要ないのが助かる。

 

まだまだ感じたことはあるが、他の人が挙げなさそうな点についても触れてみた。もちろんすべての場所に当てはまるというわけではないだろうから、これからも違いを見つけていきたい。

 

最近観た映画

 

契約した携帯のプラン