「多听多说」大門紗也(南京大学)

 

3月から授業が始まりました。今学期はクラスに日本人が私1人という、ずっと希望していた環境なのでとても嬉しいです。前学期に比べて授業数が増え、予習と復習、発表の準備と忙しいですが、5月の大型連休の旅行を楽しみに毎日を過ごしています。

 

中国人の勉強方法

日本語を勉強している中国人に勉強方法を聞くと、アニメやドラマを見たり、ゲームで日本人と交流して会話を覚えたという回答が多かったです。また、一番大切なことは単語をたくさん覚えて使うことだと教えてもらいました。語学習得に近道はなく、多听多说が大切だそうです。

 

単語について

単語量を増やすべしというアドバイスを貰ってから、授業で習った単語やHSKの単語だけでなく、中国人の会話で出てきた分からない単語や、使えそうだと思った文章をメモして見返すようにしています。例えば、私は中国のおやつが大好きなので、よく使いそうなモチモチやふわふわという意味である「糯叽叽」「软绵绵」はメモ帳の一番上にメモしておきます。

表現の幅が広がるだけでなく、小红书で「糯叽叽的糕点」と調べると、より詳細な情報を知ることができます。

 

リスニングについて

私はお散歩が好きなので、電車で3駅ぐらいの場所なら歩いて行くこともあります。その時に、街なかの中国人の話している内容を聞いてみたり、ラジオを聴いたりしています。ラジオは、以前南京大学へ派遣されていた方のレポートで紹介されていた「大蓝鲸」というアプリで聞いています。

 

スピーキングについて

たくさん話す最も良い機会が中国人やクラスメートと2人で旅行へ行くことです。旅行の計画から雑談まで、休む暇も無く頭をフル回転させて中国語で会話をするので、1人旅行するよりも何倍も疲れますが、上達を感じることができました。

また、中国人と話す時は1対1で会うより、中国人2人と私の3人で会う方が、中国語を使う機会がとても増えます。また、中国人同士が話すスピードを目の前で体感することができ、リスニングの練習にもなります。

これらの方法を実践した結果、2月に受験したHSK6級に合格することができました。ベトナムやタイではすでにHSK9級まで実施されているようです。ベトナム人のクラスメイトに、6級合格は確かに凄いけど、うちの国では6級合格は通過点に過ぎないと言われたので、引き続き勉強を継続し、9級合格に向けて頑張ろうと思います。

 

授業で母国の姓名について紹介する発表がありました

 

学校内を歩いていると、海棠を発見しました。

 

杭州出身の友人と杭州料理を食べました。海老の皮が脆脆パリパリで美味しかったです。

 

クラスメートと学校近くの玄武湖でピクニックしました

 

この花を中国語名で玉兰花と言うようです